KM-43|情報Ⅰ 対策問題
令和8年度本試験 第2問B 問2 前問の続きである。図5(A)の背景画像に、キャラクター部分をすべて白色(1111)・透過したい部分をすべて黒色(0000)にした図6の画像を重ねて、重なる各点の4ビットについてビットごとにOR演算をすると、図7の画像(キャラクター部分だけが白い背景画像)になる。 さらに、図7の画像に図5(B)の画像(キャラクター+白い背景)を重ねて、重なる各点の4ビットについて、ビットごとに「ある演算」を行うと図8の画像になる。「ある演算」として最も適当なものを選べ。

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正解: 1
正答
1
問題の整理
AND演算(論理積)は「両方とも1のときだけ1、どちらかが0なら0」とする演算です。ここからORとちょうど逆の性質が生まれます。
- 白(1111)とANDすると、相手がそのまま通る: 1111 AND x = x (素通し)
- 黒(0000)とANDすると、必ず黒になる: 0000 AND x = 0000 (塗りつぶし)
ORの「白が塗りつぶす・黒が素通す」と正反対です。この対を使って合成の仕上げをします。
解き方
1回目のOR演算でできた画像は「キャラクター部分=白(1111)、それ以外=元の背景」でした。これにキャラクター画像(キャラクター+白い背景)を重ねてANDすると、領域ごとに次のことが起こります。
- キャラクター部分: OR済み画像は白(1111)。1111 AND (キャラクターの画素) = キャラクターの画素 → 白い置き場所にキャラクターが流し込まれる
- それ以外の部分: キャラクター画像側は白い背景(1111)。(元の背景の画素) AND 1111 = 元の背景の画素 → 背景は無傷で残る
どちらの領域も望みどおりになり、背景の上にキャラクターが乗った完成画像になります。よって「ある演算」はANDです。
NOTを加える選択肢は、全ビットが反転してネガのような画像になってしまうため不適です。「ORで白い置き場所を作り、ANDで流し込む」——この2段構えがマスク合成の定番手順です。
選択肢の確認
1.○ 白=素通し・黒=塗りつぶしの性質で、両領域とも狙いどおり。
2.× ORでは白い部分が白のまま残り、キャラクターが現れない。
3.× NOTで全階調が反転し、ネガ画像になってしまう。
4.× 同上。反転した画像になる。
ここだけは覚えよう
ANDは「1(白)が素通す・0(黒)が塗りつぶす」 — ORで置き場所を作り、ANDで流し込むのがマスク合成。