SO-J10|情報Ⅰ 対策問題
部活動の体験入部の申込フォームを作る。集める項目として適切な設計はどれか。
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正解: 1
正答
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この問題のポイント
データ最小化の原則(集めない安全) を問う問題です。集める側=預かる側の責任という視点の転換が鍵です。
解説
この問題の場面では、自分が個人情報を「出す側」ではなく「集める側」に立っています。集めた個人情報は、集めた瞬間から漏えい・紛失・不正利用のリスクとともに管理する責任が生じます。つまり個人情報は「持っているだけでリスク」なのです。
そこで収集側の基本原則がデータ最小化です。フォーム設計の手順は、1. 利用目的を先に確定する(体験入部の連絡・調整) → 2. その目的に本当に必要な項目だけを洗い出す(氏名・クラス・希望日) → 3. 「あれば便利かも」程度の項目は削る(住所・電話番号・家族構成は体験入部に不要) → 4. 何のために集めるかを回答者に明示する、となります。これは個人情報保護法の考え方(利用目的の特定・必要な範囲での取得)にも沿った設計です。
誤答の共通点は「目的と収集の順序が逆転している」ことです。「後で役立つかもしれないから集める」「集めてから使い道を考える」は、目的のないデータを抱え込み、漏えいしたときの被害だけを積み増します。項目数の多さはフォームの立派さとも無関係です。「集めなかった情報は漏れようがない」— 保有しないことが最強のセキュリティ、という逆転の発想を覚えておきましょう。
共通テストでは、アンケートやフォームの設計場面で「適切な収集の姿勢」を問う形が想定されます。「目的が先、収集は最小限」が正解の型です。
選択肢の確認
1.○ 目的に必要な最小限の項目にとどめる、データ最小化の原則どおりの設計。
2.× 「念のため収集」は目的のないデータを抱え、漏えいリスクを積み増すだけ。
3.× 項目数とフォームの質は無関係。多いほど管理の負担とリスクが増える。
4.× 目的が先、収集が後。使い道の決まらない個人情報を集めてはいけない。
ここだけは覚えよう
集めなかった情報は漏れようがない — 目的を先に決め、必要最小限だけ集めるのが預かる側の責任。