SO-J09情報Ⅰ 対策問題

情報社会の問題解決事例判断特訓

個人情報の書かれた書類(名簿・成績表など)を処分するとき、最も適当な方法はどれか。

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正解: 1

正答

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この問題のポイント

物理的な情報漏えい対策(トラッシング防止) を問う問題です。「廃棄=情報を手放す最後の管理行為」と捉える視点が問われます。

解説

情報漏えいはネットワーク経由だけで起こるのではありません。ゴミ箱や資源ゴミをあさって書類から情報を集めるトラッシングは、人の油断を突くソーシャルエンジニアリングの古典的手口で、名簿や成績表のような個人情報の束は格好の標的です。

廃棄の判断手順は、1. 捨てようとするものに個人情報が含まれるか確認する(名簿・成績表=含まれる) → 2. 含まれるなら「復元できない状態」にする — 紙ならシュレッダーで細断するか、専門業者による溶解処理に出す → 3. 復元不能にしてから廃棄する、です。判断の原則はただ一つ、「拾われても読めない状態にしてから手放す」ことです。

誤答は、この原則に照らせばすべて切れます。そのままゴミ箱へはトラッシングの餌食。裏紙として再利用すれば、個人情報が書かれた紙が机の上を漂い続け、紛失や他の書類への混入のリスクが高まったうえ、最後は結局そのまま捨てられます。管理者の分からない回収ボックスは、個人情報を誰とも知れない相手に引き渡す行為です。

この考え方はデジタル機器にも拡張されます。PCやスマートフォンを手放すときは、初期化だけではデータが復元ソフトで戻ることがあるため、データの完全消去(復元不能な処理)が必要です。情報のライフサイクル(取得→利用→保管→廃棄)の最後の「廃棄」まで責任を持つ — 共通テストでも問われ得る視点です。

選択肢の確認

1.○ シュレッダー・溶解処理で復元不能化してから廃棄する原則どおりの対応。
2.× そのまま捨てればトラッシングの餌食になる。
3.× 再利用中の紛失・混入リスクが高く、最終的な廃棄の問題も残る。
4.× 管理不明の場所に個人情報を手放す行為で、行き先を保証できない。

ここだけは覚えよう

個人情報は「読めない状態」にしてから捨てる — 紙はシュレッダー、機器は完全消去。廃棄までが情報管理。

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