SO-J08|情報Ⅰ 対策問題
身に覚えのないメールマガジンが届く。文末に「配信停止はこちら」のリンクがある。対応として最も適当なものはどれか。
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正解: 1
正答
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この問題のポイント
迷惑メールの配信停止リンクの罠 を問う問題です。「心当たりの有無」で対応を分岐させる判断軸を身につけます。
解説
「配信停止はこちら」というリンクは、正規のメールマガジンでは受信者を守るための正当な仕組みです。ところが悪質な業者は、これを逆手に取ります。無差別に送りつけたメールの停止リンクを誰かがクリックすると、「このアドレスは実在し、人が読んでいる」という確認になり、そのアドレスは「生きているアドレス」として価値が上がります。結果、迷惑メールがかえって増えたり、アドレスのリストが他の業者に転売されたりするのです。リンク先がフィッシングサイトやマルウェア配布サイトである危険もあります。
判断の手順は、1. まず「心当たりがあるか」を確認する — 自分で登録した覚えのあるメールマガジンか? 2. 心当たりがある正規のものなら、停止リンクは正当な手段として使ってよい。3. 心当たりがなければ、一切反応しない — リンクを押さず、返信もせず、迷惑メールとして報告し、フィルタ設定で以降を遮断する。「反応しない」が正解であり、返信での抗議や、本文にアドレスを書いての停止依頼は、自らアドレスの有効性を証明する行為です。
この「反応した事実そのものが攻撃者への情報になる」という構図は、詐欺メールへの返信(SO-S06)や不在着信へのかけ直しなどにも共通します。
共通テストでは、迷惑メールへの対応として「もっともらしく見えるが攻撃者を利する行動」を退けられるかが問われます。「心当たりなし=無反応+報告・フィルタ」の型で判断しましょう。
選択肢の確認
1.○ 心当たりのないものには反応せず、報告とフィルタで遮断する正解行動。
2.× 停止リンクのクリックが「有効なアドレス」の確認情報になってしまう。
3.× 返信も同じく「人が読んでいる」証明になり、抗議の効果はない。
4.× 本文にアドレスを書くのは、自らアドレスを晒す最悪手。
ここだけは覚えよう
心当たりのないメールには一切反応しない — 停止リンクも返信も「生きているアドレス」の証明になる。報告とフィルタで遮断。