KO3-015|公共・政治経済 対策問題
近代選挙の基本原則の組み合わせとして正しいものはどれか。
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正解: 1
正解
普通選挙・平等選挙・直接選挙・秘密投票
この問題のポイント
選挙の4原則を問う基本問題。各原則の意味と、その反対概念(制限選挙・等級選挙など)を区別できれば解ける。
解説
民主的な選挙が満たすべき基本原則は次の4つである。
- 普通選挙:財産・納税額・性別などで選挙権を制限しない(反対は制限選挙)
- 平等選挙:一人一票で、票の価値も平等(反対は等級選挙・複数投票)
- 直接選挙:有権者が代表者を直接選ぶ(反対は間接選挙)
- 秘密投票:誰に投票したかを明かさなくてよい(反対は公開・記名投票)
日本国憲法は15条で普通選挙と投票の秘密を保障し、44条で議員・選挙人の資格差別を禁じている。
歴史をたどると、1925年に男子普通選挙(25歳以上)、1945年に男女普通選挙(20歳以上)が実現し、2015年に18歳選挙権へと拡大した。一票の格差の問題は、このうち平等選挙の原則に関わる論点である。
ひっかけポイント
各原則の反対概念(制限・等級・間接・公開)を1つだけ紛れ込ませる選択肢が定番。一票の格差=平等選挙の問題、という対応も頻出である。
選択肢の確認
①「普通選挙・平等選挙・直接選挙・秘密投票」
✅ 正しい。
正解。近代選挙の基本原則は、普通選挙・平等選挙・直接選挙・秘密投票の4つである。憲法15条は普通選挙と投票の秘密を保障する。
②「制限選挙・等級選挙・間接選挙・公開投票」
❌ 誤り。
誤答理由: 制限選挙・等級選挙・間接選挙・公開投票は、いずれも4原則の反対概念を並べたものである。
③「普通選挙・複数投票・間接選挙・記名投票」
❌ 誤り。
誤答理由: 複数投票は平等選挙に、間接選挙は直接選挙に、記名投票は秘密投票にそれぞれ反する。普通選挙以外がすべて反対概念である。
④「制限選挙・平等選挙・直接選挙・秘密投票」
❌ 誤り。
誤答理由: 制限選挙は財産などで選挙権を制限する仕組みで、普通選挙の反対概念である。1つだけ反対概念を紛れ込ませた選択肢である。
覚えるポイント
- 普通・平等・直接・秘密の4原則
- 男子普通選挙1925年、男女普通選挙1945年
- 一票の格差は平等選挙の原則に関わる
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 文を分解して判定:組合せを一度に選ばず、人物と政策、地域と制度などを一組ずつ○×判定する。確実に誤る一組を含む選択肢から消す。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。