KO5-051公共・政治経済 対策問題

公共C 持続可能な社会づくり(1) 現代の諸課題の探究

SDGs(持続可能な開発目標)に関する記述として最も適切なものはどれか。

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正解: 3

正解

2015年に国連サミットで採択された2030年までの目標で、17の目標を掲げ、誰一人取り残さないことを理念とする

この問題のポイント

SDGsの基本事項を問う。採択年・目標年・17目標という骨格と、先進国を含む全ての国が対象である点が判断の軸になる。

解説

SDGs(持続可能な開発目標)は、2015年の国連サミットで全会一致で採択された、2030年を期限とする国際目標である。貧困や飢餓の撲滅、質の高い教育、ジェンダー平等、気候変動対策、平和と公正など17の目標と169のターゲットから成り、誰一人取り残さないを基本理念とする。
前身は、2000年に定められ主に発展途上国の課題を対象としたMDGs(ミレニアム開発目標)である。SDGsはこれを引き継ぎつつ、先進国を含むすべての国が国内でも取り組む普遍的な目標へと発展させた。経済・社会・環境の三側面を統合的にとらえる点も特徴で、環境分野に限られない。
SDGsは条約ではなく、達成が法的義務として強制されるものではない。各国の自主的な取組と、企業・自治体・市民社会など多様な主体の参加によって推進される。日本でも企業経営や学校教育に広く取り入れられている。

ひっかけポイント
「途上国だけの目標」は前身のMDGsとの混同で、SDGsは先進国も対象。法的拘束力のある条約と誤解させる選択肢も定番である。

選択肢の確認

①「SDGsの内容は、環境分野の目標に限られている」
誤り。
誤答理由: SDGsは貧困・教育・ジェンダー・平和など経済・社会・環境の三側面を統合した目標であり、環境分野に限られない。

②「SDGsの達成は、法的拘束力をもつ条約上の義務である」
誤り。
誤答理由: SDGsは条約ではなく、達成が法的義務として強制されるものではない。各国の自主的な取組と多様な主体の参加で推進される。

③「2015年に国連サミットで採択された2030年までの目標で、17の目標を掲げ、誰一人取り残さないことを理念とする」
正しい。
正解。SDGsは2015年の国連サミットで採択された2030年までの目標で、17目標169ターゲットから成り、誰一人取り残さないを理念とする。

④「SDGsは、発展途上国だけが取り組むべき目標とされている」
誤り。
誤答理由: 途上国中心の目標だったのは前身のMDGs(ミレニアム開発目標)である。SDGsは先進国を含むすべての国が取り組む普遍的な目標へと発展した。

覚えるポイント

  • 2015年採択、2030年期限、17目標169ターゲット
  • 理念は誰一人取り残さない、先進国も対象
  • 条約ではなく法的拘束力はない、多様な主体で推進

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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