PE4-042公共・政治経済 対策問題

政治・経済A 現代日本の政治(4) 選挙・政党・世論

無党派層についての説明として最も適切なものはどれか。

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正解: 1

正解

特定の支持政党を持たない有権者の層で、その動向が選挙結果を大きく左右するようになった

この問題のポイント

無党派層の定義と政治的影響を問う問題。政治的無関心層と同一ではない点の区別が思考の軸になる。

解説

無党派層とは、世論調査で「支持する政党はない」と答える有権者の層である。1990年代以降増加を続け、調査によっては有権者の4〜5割を占めて事実上の最大勢力となっている。
背景には、55年体制の崩壊による対立軸の消失、政党や政治家への不信、労働組合・業界団体など組織への帰属意識の低下がある。
重要なのは、無党派層が必ずしも政治的無関心層と同じではないことである。政治への関心を持ちながら、支持に値する政党を見いだせない層も多く、選挙のたびに候補者や政策を見て投票先を決める。
そのため無党派層の投票行動は選挙結果を大きく左右し、各政党は無党派層への訴求を重視するようになった。投票率の変動が議席数を大きく動かす、流動的な政治の時代を象徴する存在である。

ひっかけポイント
無党派層=無関心層という決めつけが典型的な誤り。支持政党がないことと投票しないことは別であり、投票が禁止されるという選択肢は論外の作りである。

選択肢の確認

①「特定の支持政党を持たない有権者の層で、その動向が選挙結果を大きく左右するようになった」
正しい。
正解。無党派層は特定の支持政党を持たない有権者の層で、調査によっては4〜5割を占め、その投票動向が選挙結果を大きく左右する。

②「政治にまったく関心がなく、投票に行くことが法律で禁止されている人々である」
誤り。
誤答理由: 無党派層は政治的無関心層と同一ではなく、関心を持ちつつ支持政党を決めていない層も多い。投票の禁止という制度は存在しない。

③「特定の政党の党員として活動する有権者の層である」
誤り。
誤答理由: 特定政党の党員として活動する層は無党派層の正反対である。無党派層は支持政党を持たない点が定義である。

④「無党派層は年々減少し、現在ではほとんど存在しない」
誤り。
誤答理由: 無党派層は1990年代以降増加を続け、事実上の最大勢力となっている。減少してほぼ存在しないという説明は逆である。

覚えるポイント

  • 支持政党を持たない層で有権者の4〜5割に達する
  • 政治的無関心層とは区別される
  • その投票動向が選挙結果を左右する

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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