BI-PHYLOGENY-03|生物 対策問題
種X、A、B、Cの形質を0(なし)・1(あり)で示すと、Xは000、Aは100、Bは110、Cは111だった。Xを外群とし、形質変化が最少となる系統樹を考えたとき、最も適切な関係はどれか。
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正解: 2
解き方
問題文の数値・実験操作・比較対象を整理し、外群Xの状態0を祖先状態として各形質の変化を置き、共有派生形質2をもつB・Cを姉妹群として系統樹を組むという手順で判定する。
正解の根拠
「形質1と2を共有するBとCが最も近縁である」
形質1はA・B・Cに共通する一方、形質2の派生状態1を共有するのはBとCだけなので、BとCが最も新しい共通祖先をもつ。
誤答の理由
- 「形質1をもたないXと、形質3をもつCが最も近縁である」:外群Xが形質1〜3をもたないことは祖先状態の推定に使う。Cだけの形質3はC固有の派生形質で、XとCの近縁性を示さない。
- 「形質1を共有するAとBが、形質1・2を共有するBとCよりも近縁である」:AとBが共有する派生形質は形質1だけだが、BとCは形質1に加えて形質2も共有するため、B・Cのまとまりがより支持される。
- 「形質2と3をともにもたないXとAが最も近縁である」:XとAが形質2・3をともにもたないのは外群から受け継いだ祖先状態であり、共有派生形質ではないので姉妹群の根拠にならない。
覚えるポイント
必ず覚える:外群Xの状態0を祖先状態として各形質の変化を置き、共有派生形質2をもつB・Cを姉妹群として系統樹を組む。用語だけでなく因果関係まで説明できるようにする。
共通テストでの解き方
共通テストの注意:単なる一致数ではなく、外群比較で祖先状態と派生状態を区別し、共有派生形質を枝分かれの根拠にする。