BI-PLANT-03生物 対策問題

生物. 生物の環境応答植物の環境応答

短日植物を明期8時間・暗期16時間で育てると開花した。暗期の中央に短時間の赤色光を当てると開花せず、その直後に遠赤色光を当てると再び開花した。最も適切な解釈はどれか。

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正解: 2

解き方

問題文の数値・実験操作・比較対象を整理し、明期の長さは同じまま暗期中央の赤色光Rと直後の遠赤色光FRだけを変え、開花の消失と回復をフィトクロムの光可逆性で説明するという手順で判定する。

正解の根拠

「フィトクロムを介して暗期中断が認識され、遠赤色光で赤色光の効果が打ち消された」

Rによる暗期中断で開花が抑えられ、その直後のFRでRの効果が打ち消されて開花が戻るので、フィトクロムを介した暗期の認識と整合する。

誤答の理由

  • 「赤色光は暗期を延長して短日植物の開花を促し、遠赤色光はその促進を弱めた」:赤色光は16時間の連続暗期を途中で中断する信号であり、暗期を延長して開花を促したのではない。実際、R照射区では開花しなかった。
  • 「明期が8時間なら暗期中断の有無は開花へ影響せず、観察差は日長によって決まった」:全区で明期は8時間でも、暗期中断の有無によって開花が変わったので、明期の長さだけで開花が決まるとはいえない。
  • 「赤色光と遠赤色光は光合成量を変え、波長を受容する仕組みは開花に関与しない」:Rの効果を直後のFRが可逆的に打ち消す波長特異性は、単なる光合成量の差ではなくフィトクロムの相互変換を示す。

覚えるポイント

必ず覚える:明期の長さは同じまま暗期中央の赤色光Rと直後の遠赤色光FRだけを変え、開花の消失と回復をフィトクロムの光可逆性で説明する。用語だけでなく因果関係まで説明できるようにする。

共通テストでの解き方

共通テストの注意:短日植物は実質的に長夜植物。最後に照射したR/FRがどちらかを追い、連続暗期が限界暗期より長く保たれたかで判定する。

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