BI-X3-HUMAN-ECO-01|生物 対策問題
海水のCO₂濃度を上げた水槽でpHが低下し、石灰化生物の殻形成速度も低下した。最も適切な解釈はどれか。
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正解: 2
解き方
操作したCO₂、続くpH低下、殻形成低下の順を読み、炭酸系変化との関連を限定的に述べる。
正解の根拠
「CO₂増加に伴う海水化学変化が殻形成へ影響した可能性がある」
溶存CO₂増加による酸性化・炭酸イオン利用可能性の変化が石灰化へ影響した可能性がある。
誤答の理由
- 「pH低下で炭酸イオンが必ず増える」:一般に酸性化で炭酸イオン濃度は低下方向で、『必ず増える』は逆。
- 「一種の結果を全生物へそのまま適用できる」:一種・一条件の応答を感受性の違う全生物へそのまま一般化できない。
- 「CO₂条件と殻形成は無関係である」:CO₂条件を操作して殻形成差が出ており無関係とはいえない。
覚えるポイント
海洋酸性化ではCO₂溶解でH⁺が増え、炭酸系平衡が変化して炭酸カルシウム形成へ影響し得る。
共通テストでの解き方
因果系列は支持されても、生物種間差・温度などとの複合効果を越えた一般化を避ける。