BI-X4-MUTATION-03|生物 対策問題
同じ遺伝的背景の種子を二群に分け、一方だけに紫外線を照射した。発芽後、対照群は1,000個体中2個体、照射群は1,000個体中31個体に新しい形質が現れた。まず行うべき解釈はどれか。
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正解: 3
解き方
群間で異なる条件は照射の有無である。まず発生割合を比べ、次にその差から言える範囲を決める。
正解の根拠
「紫外線照射により突然変異の発生頻度が上がった可能性がある」
発生割合は0.2%から3.1%へ増えており、紫外線が変異原として働いた可能性を支持する。
誤答の理由
- 「紫外線が生存に必要な変異を目的に応じて作った」:突然変異は環境の必要に応じた方向へ目的的に生じるものではない。
- 「対照群にも2個体いるため、紫外線の影響は否定される」:対照群の少数の変化は自然発生変異があることを示すが、照射群の大きな増加を否定しない。
- 「新しい形質は全て子孫へ遺伝すると断定できる」:形質が生殖細胞系列の変異によるか、子孫で再現するかを調べるまで遺伝は断定できない。
覚えるポイント
紫外線や放射線、一部の化学物質はDNAを損傷し、突然変異率を上げることがある。
共通テストでの解き方
対照群と実験群の割合を同じ分母で比較する。結果からはまず「可能性がある」と結論し、遺伝性など未測定の性質は分ける。