BI-X4-MUTATION-04|生物 対策問題
二倍体植物で染色体不分離により生じた非還元配偶子同士が受精し、四倍体が生じた。元の二倍体との交配で子孫を作りにくい主因はどれか。
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正解: 2
解き方
二倍体は1組の配偶子、四倍体は通常2組の配偶子を作ると置き、受精後の子の倍数性と、その子の減数分裂を順に追う。
正解の根拠
「三倍体子孫では減数分裂時の染色体分配が不均衡になりやすい」
1倍性配偶子と2倍性配偶子の受精で三倍体となる。3組の相同染色体は減数分裂で各極へ均等に分けにくく、異数性配偶子が増えて稔性が低下しやすい。
誤答の理由
- 「四倍体はDNAをもたない」:四倍体は二倍体より染色体セットが多いだけでDNAを失った個体ではなく、各染色体にDNAが存在する。
- 「二倍体と四倍体は開花時期が必ず同じ」:開花時期が同じなら交配前隔離は弱いが、三倍体子孫の不稔という接合後隔離は成立し得る。
- 「倍数化すると無性生殖しかできない」:倍数化植物も相同染色体を適切に対合・分配できれば有性生殖できるため、倍数化が無性生殖だけを意味するわけではない。
覚えるポイント
倍数化は植物で一世代のうちに生殖隔離を生み得る。二倍体×四倍体では三倍体ができやすく、奇数組の染色体は減数分裂で均等分配しにくい。
共通テストでの解き方
親の体細胞の倍数性→配偶子の倍数性→子の倍数性→子の減数分裂と稔性、の4段階を図にして考える。