BI-X4-MUTATION-01|生物 対策問題
酵素Rは紫外線で生じたDNA損傷の一部を元に戻す。正常株とRを働かなくした株へ同量の紫外線を当てると、新しい塩基置換が見つかった細胞の割合は正常株0.4%、Rを働かなくした株4.8%だった。最も適切な結論はどれか。
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正解: 1
解き方
二株で異なる条件はRの働きである。新しい塩基置換の割合を比較し、Rがあるときに何が減ったかを読む。
正解の根拠
「RによるDNA損傷の修復は、塩基置換が残る頻度を下げる働きをもつ」
Rを失った株では0.4%から4.8%へ12倍に増えたため、Rが損傷を修復し、変異として残るのを抑えると考えられる。
誤答の理由
- 「Rは紫外線を細胞内で合成する」:Rは紫外線で生じた損傷を元に戻す酵素として与えられており、紫外線を合成する働きではない。
- 「Rを働かなくするとDNA量が必ず12倍になる」:12倍になったのは変異が見つかった細胞の割合であり、細胞のDNA総量ではない。
- 「正常株ではDNA損傷も突然変異も絶対に起こらない」:正常株でも0.4%に塩基置換が見つかっており、『絶対に起こらない』という説明は数値に反する。
覚えるポイント
DNAの損傷は修復されることがあるが、修復されず複製を経て塩基配列の変化として残る場合もある。
共通テストでの解き方
割合の倍率と物質量の倍率を混同しない。正常な仕組みがあっても発生率が0になるとは限らない。