RN-A1-02公共・倫理 対策問題

倫理A 人間としての在り方生き方(1) 青年期の課題と自己形成

性格の類型論についての説明として最も適切なものはどれか。

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正解: 3

正解

ユングは、関心やエネルギーが自分の内面に向かう内向型と、外の世界に向かう外向型とに性格を分類した

この問題のポイント

性格の類型論を問う問題。「ユング=内向型・外向型」「クレッチマー=体型」「シュプランガー=価値」という提唱者と分類基準の対応で解ける。

解説

性格をいくつかの型に分けて理解する方法を類型論という。代表的な類型論は、分類の基準とセットで覚える。

  • ユングは、心のエネルギー(リビドー)の向かう方向を基準に、自分の内面に向かう内向型と、外の世界の人や物事に向かう外向型とに分けた
  • クレッチマーは、体型と気質の関連に注目し、細身型(分裂気質)・肥満型(そううつ気質)・闘士型(粘着気質)に分類した
  • シュプランガーは、人生で何に価値を置くかを基準に、理論型・経済型・審美型・社会型・権力型・宗教型の6類型に分けた
    これに対し、性格を社交性や誠実さなどの特性の量的な組合せとして記述する方法は特性論と呼ばれる。類型論は全体像をつかみやすい一方、中間的な人をとらえにくく、特性論は細かな個人差を表せるという特徴がある。

ひっかけポイント
提唱者と分類基準の入れ替えが定番。ユング=心の向き、クレッチマー=体型、シュプランガー=価値観。特性論と類型論の定義のすり替えにも注意。

選択肢の確認

①「シュプランガーは、体型と気質の関連に注目して性格を細身型・肥満型・闘士型に分類した」
誤り。
誤答理由: 体型による細身型・肥満型・闘士型の分類はクレッチマーのものである。シュプランガーは価値観による類型論を唱えた。

②「類型論とは、個人の性格をいくつかの特性の量的な組合せとして記述する方法である」
誤り。
誤答理由: 性格を特性の量的な組合せとして記述するのは特性論である。類型論はいくつかの型に当てはめて性格の全体像をとらえる方法をいう。

③「ユングは、関心やエネルギーが自分の内面に向かう内向型と、外の世界に向かう外向型とに性格を分類した」
正しい。
正解。ユングは心のエネルギーの向かう方向を基準に、内面に向かう内向型と外界に向かう外向型とに性格を分類した。

④「クレッチマーは、人生で何に価値を置くかを基準に、性格を理論型や経済型など6つの類型に分けた」
誤り。
誤答理由: 価値の置き方で理論型・経済型など6類型に分けたのはシュプランガーである。クレッチマーは体型と気質の関連による分類で知られる。

覚えるポイント

  • ユング=内向型・外向型(心のエネルギーの方向)
  • クレッチマー=体型、シュプランガー=価値による分類
  • 型に分けるのが類型論、特性の量でみるのが特性論

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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