TK2-B13地理総合・地理探究 対策問題

地理探究A 現代世界の系統地理的考察(1) 自然環境

世界の土壌についての説明として最も適切なものはどれか。

解答・解説を見る

正解: 1

正解

気候や植生を反映して分布する成帯土壌に対し、インドのレグールや地中海沿岸のテラロッサのように母岩の性質を反映する土壌を間帯土壌という

この問題のポイント

成帯土壌と間帯土壌の区別を問う。「気候・植生を反映=成帯」「母岩を反映=間帯(レグール・テラロッサ)」という分類と代表例の対応で解ける。

解説

土壌は成因によって2つに大別される。
成帯土壌は、気候と植生を反映して気候帯にほぼ対応した帯状に分布する土壌である。熱帯のやせた赤色土ラトソル、冷帯の針葉樹林下で漂白されたような灰白色の酸性土ポドゾル、ステップの草原下に腐植が蓄積した肥沃な黒色土チェルノーゼムが3大代表である。「気候区→植生→土壌」という連鎖で覚えるのが基本となる。
間帯土壌は、気候よりも母岩(もとの岩石)の性質や地形を反映して、帯状にならず局地的に分布する土壌である。代表例は2つある。レグールは、インドのデカン高原に分布する玄武岩起源の黒色土で、綿花の栽培に適し「綿花土」とも呼ばれる。テラロッサは、地中海沿岸の石灰岩が風化してできた赤色土(テラは土、ロッサは赤色を意味する)で、果樹栽培などに利用される。ブラジル高原の玄武岩起源のテラローシャはコーヒー栽培と結び付く。

ひっかけポイント
成帯・間帯の定義の入れ替えと、レグール(デカン高原・綿花)とテラローシャ(ブラジル・コーヒー)の混同が定番。土壌名・分布地・作物の3点セットで覚える。

選択肢の確認

①「気候や植生を反映して分布する成帯土壌に対し、インドのレグールや地中海沿岸のテラロッサのように母岩の性質を反映する土壌を間帯土壌という」
正しい。
正解。気候・植生を反映する成帯土壌に対し、レグールやテラロッサのように母岩の性質を反映して局地的に分布する土壌を間帯土壌という。

②「チェルノーゼムは、熱帯雨林に分布するやせた赤色の土壌である」
誤り。
誤答理由: チェルノーゼムはステップの草原下に発達した肥沃な黒色土である。熱帯のやせた赤色土はラトソルであり、混同している。

③「ポドゾルは、ステップの草原下に発達した世界で最も肥沃な黒色土である」
誤り。
誤答理由: ポドゾルは冷帯の針葉樹林下に発達した灰白色のやせた酸性土である。ステップの肥沃な黒色土はチェルノーゼムである。

④「間帯土壌とは、気候帯に対応して帯状に分布する土壌のことをいう」
誤り。
誤答理由: 気候帯に対応して帯状に分布するのは成帯土壌の定義である。間帯土壌は母岩や地形を反映して局地的に分布する。

覚えるポイント

  • 成帯土壌=気候を反映(ラトソル・ポドゾル・チェルノーゼム)
  • 間帯土壌=母岩を反映(レグール・テラロッサ・テラローシャ)
  • レグール=デカン高原・綿花、テラローシャ=ブラジル・コーヒー

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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