TK4-014地理総合・地理探究 対策問題

地理探究A 現代世界の系統地理的考察(2) 資源、産業

銅鉱の産出についての説明として最も適切なものはどれか。

解答・解説を見る

正解: 4

正解

環太平洋の変動帯に多く分布し、チリが世界最大の産出国である

この問題のポイント

銅鉱の分布(変動帯)と最大産出国チリを問う。用途(電線)と結び付けて覚える。

解説

銅鉱は、マグマの活動に伴って形成された鉱床が多く、環太平洋造山帯などの変動帯に多く分布する。
産出はチリが世界一で、世界の約4分の1を占める。アンデス山脈のチュキカマタやエスコンディダなどの巨大鉱山が知られ、銅はチリの輸出の中心品目である。ペルー・コンゴ民主共和国・中国などが続き、アフリカ中南部のザンビアからコンゴ南部にかけてはカッパーベルトと呼ばれる銅鉱地帯がある。
銅は電気をよく通すため電線・モーターに不可欠で、電化製品や電気自動車の普及、再生可能エネルギーの送電網整備によって需要が拡大している。脱炭素社会の実現に欠かせない金属として、リチウムなどとともに重要性が高まっている。
産出が特定の国に偏るため、チリの鉱山ストライキや政策変更が国際価格を動かすなど、供給の安定が課題である。

ひっかけポイント
チリ=銅、オーストラリア・ブラジル=鉄鉱石、という資源と国の対応の入れ替えが定番。カッパーベルト(ザンビア・コンゴ)も産地として問われる。

選択肢の確認

①「産出は北ヨーロッパの安定陸塊に集中している」
誤り。
誤答理由: 銅鉱はマグマ活動と関係が深く変動帯に多い。北欧の安定陸塊が主産地という説明は当てはまらない。

②「世界最大の産出国はフランスである」
誤り。
誤答理由: 産出1位はチリであり、フランスは主要産出国ではない。

③「銅は電気を通しにくいため、電線には使われない」
誤り。
誤答理由: 銅は電気をよく通す代表的な金属で、電線・モーターの主要材料である。

④「環太平洋の変動帯に多く分布し、チリが世界最大の産出国である」
正しい。
正解。銅鉱は環太平洋の変動帯に多く、チリが世界の約4分の1を産出して第1位である。チュキカマタなどアンデスの巨大鉱山が知られる。

覚えるポイント

  • 銅鉱は変動帯に多く、チリが世界の約4分の1を産出
  • アフリカのカッパーベルト(ザンビア・コンゴ)も主産地
  • 電線用途で脱炭素・電動化により需要拡大

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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