TK8-039地理総合・地理探究 対策問題

地理探究B 現代世界の地誌的考察(2) 現代世界の諸地域

ラテンアメリカの鉱産資源と産出国の組み合わせとして最も適切なものはどれか。

解答・解説を見る

正解: 1

正解

チリの銅、ベネズエラの原油、ブラジルの鉄鉱石が代表的である

この問題のポイント

国と資源の対応を問う。チリ=銅、ベネズエラ=原油、ブラジル=鉄鉱石という代表的組み合わせの正確な記憶が判断軸。

解説

ラテンアメリカは世界有数の資源地帯で、国ごとの主力資源の対応が統計判読の鍵となる。
チリ銅鉱産出量世界一で、輸出もチュキカマタなどの銅山に大きく依存する。アンデス山脈の造山運動に伴う銅の鉱床が基盤である。
ベネズエラ原油の国で、確認埋蔵量は世界最大級とされ、OPECの原加盟国である。ただし近年は政治・経済の混乱で生産が落ち込み、多くの国民が国外へ流出した。
ブラジル鉄鉱石の大産出国で、カラジャス鉄山(アマゾン東部)やイタビラ鉄山から、中国や日本へ大量に輸出される。オーストラリアと並ぶ世界的な鉄鉱石輸出国である。
ほかに、ボリビアやチリ・アルゼンチンの塩湖に埋蔵されるリチウム(電気自動車の電池原料)が近年注目され、メキシコの銀、ペルーの銅・銀・亜鉛も有名である。資源輸出依存のモノカルチャー的経済構造が共通の課題である。

ひっかけポイント
チリ=銅、ベネズエラ=原油、ブラジル=鉄鉱石の入れ替えが定番。リチウム(ボリビアなど)は時事的に狙われやすい。

選択肢の確認

①「チリの銅、ベネズエラの原油、ブラジルの鉄鉱石が代表的である」
正しい。
正解。チリは銅の産出世界一、ベネズエラは埋蔵量世界最大級の原油、ブラジルはカラジャスなどの鉄鉱石が代表である。

②「チリの原油、ベネズエラの鉄鉱石、ブラジルの銅が代表的である」
誤り。
誤答理由: 国と資源の対応が入れ替わっている。チリ=銅、ベネズエラ=原油、ブラジル=鉄鉱石が正しい。

③「ラテンアメリカでは鉱産資源はまったく産出しない」
誤り。
誤答理由: ラテンアメリカは銅・原油・鉄鉱石・リチウムなどを産出する世界有数の資源地帯である。

④「ラテンアメリカの資源はすべて石炭である」
誤り。
誤答理由: 石炭はラテンアメリカの主力資源ではなく、すべて石炭という説明は誤りである。

覚えるポイント

  • チリ=銅の産出世界一(チュキカマタ)
  • ベネズエラ=原油(埋蔵量世界最大級・OPEC)
  • ブラジル=鉄鉱石(カラジャス)、リチウムも注目

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 文を分解して判定:組合せを一度に選ばず、人物と政策、地域と制度などを一組ずつ○×判定する。確実に誤る一組を含む選択肢から消す。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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