TK8-045地理総合・地理探究 対策問題

地理探究B 現代世界の地誌的考察(2) 現代世界の諸地域

オーストラリアの鉱産資源の分布についての説明として最も適切なものはどれか。

解答・解説を見る

正解: 4

正解

鉄鉱石は北西部のピルバラ地区で、石炭は東部で産出され、日本や中国へ輸出されている

この問題のポイント

資源の分布の東西の対応を問う。鉄鉱石=北西部(ピルバラ)、石炭=東部という位置関係と輸出先が判断の軸。

解説

オーストラリアは世界有数の資源大国で、資源の種類ごとに産地が明確に分かれている。
鉄鉱石は、北西部ピルバラ地区(マウントホエールバックなど)で産出される。安定陸塊の古い地層に含まれる良質の鉱床で、露天掘りにより大規模に採掘され、専用鉄道で港へ運ばれて主に中国・日本・韓国へ輸出される。オーストラリアはブラジルと並ぶ鉄鉱石輸出の世界最大級の国である。
石炭は、東部のグレートディヴァイディング山脈沿い(モウラなどの炭田)で産出され、これも東アジアへ輸出される。ほかに、ボーキサイト(北部、産出世界一級)、金(西部のカルグーリー)、天然ガス(北西部沖)、ウランも豊富である。
日本にとってオーストラリアは鉄鉱石・石炭・LNGの最大級の供給国であり、資源貿易で強く結びついている。「鉄は西、石炭は東」という分布の対比が地図問題の定番である。

ひっかけポイント
鉄鉱石(北西部)と石炭(東部)の産地の入れ替えが最頻出。輸出先の中心が東アジアである点もセットで覚える。

選択肢の確認

①「鉄鉱石は東部で、石炭は北西部で産出されている」
誤り。
誤答理由: 産地が逆。鉄鉱石は北西部、石炭は東部グレートディヴァイディング山脈沿いである。

②「オーストラリアは資源に乏しく、鉱産物はすべて輸入に頼っている」
誤り。
誤答理由: オーストラリアは鉄鉱石・石炭・ボーキサイトなどの世界有数の輸出国で、輸入依存という説明は正反対。

③「オーストラリアの鉱産資源はすべて国内で消費され、輸出はされていない」
誤り。
誤答理由: 鉱産資源はオーストラリアの輸出の柱で、国内消費のみという説明は誤りである。

④「鉄鉱石は北西部のピルバラ地区で、石炭は東部で産出され、日本や中国へ輸出されている」
正しい。
正解。鉄鉱石は北西部ピルバラ地区、石炭は東部で産出され、中国・日本など東アジアへ輸出されている。

覚えるポイント

  • 鉄鉱石=北西部ピルバラ、石炭=東部、ボーキサイト=北部
  • 露天掘りで採掘し中国・日本など東アジアへ輸出
  • 日本の鉄鉱石・石炭の最大級の供給国

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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