TK8-043|地理総合・地理探究 対策問題
オーストラリア大陸の自然環境についての説明として最も適切なものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正解
国土の大部分を乾燥帯が占め、人口は比較的湿潤な南東部や南西部の沿岸に集中している
この問題のポイント
乾燥大陸オーストラリアの自然と人口分布の対応を問う。内陸の乾燥と湿潤な南東・南西沿岸への人口集中が判断軸。
解説
オーストラリアは「乾燥大陸」と呼ばれ、国土の約6割を乾燥帯(BW・BS)が占める。中央部から西部にかけては砂漠と草原が広がり、グレートアーテジアン(大鑽井)盆地では、被圧地下水を掘り抜き井戸でくみ上げて羊や牛の飲み水に利用してきた。
大陸は安定陸塊に属し、全体に低平でなだらかである。東部に古期造山帯のグレートディヴァイディング山脈が南北に走るが、高度は2000メートル級にとどまる。プレート境界から離れているため、地震や火山活動はほとんどない。
人口は、温帯で湿潤な南東部沿岸(シドニー・メルボルン・キャンベラ)と南西部(パース)に集中し、内陸は人口希薄である。北東岸には世界最大のサンゴ礁グレートバリアリーフが広がる。
「自然条件(降水量)が人口分布を規定する」典型例として、等降水量線と都市の分布を重ねる出題がなされる。
ひっかけポイント
安定陸塊のため地震・火山はまれで、環太平洋造山帯のニュージーランドとは対照的。人口は内陸ではなく湿潤な沿岸に集中する。
選択肢の確認
①「オーストラリアは地震と火山活動が世界で最も活発な大陸である」
❌ 誤り。
誤答理由: 安定陸塊に位置するため地震・火山はまれで、最も活発という説明は正反対である。
②「国土の大部分を乾燥帯が占め、人口は比較的湿潤な南東部や南西部の沿岸に集中している」
✅ 正しい。
正解。オーストラリアは国土の約6割を乾燥帯が占める乾燥大陸で、人口は湿潤な南東部・南西部の沿岸に集中する。
③「国土の大部分が熱帯雨林に覆われ、人口は内陸部に集中している」
❌ 誤り。
誤答理由: 国土の大部分は乾燥帯で、熱帯雨林はごく一部。人口も内陸ではなく沿岸に集中している。
④「大陸の中央部には8000メートル級の高い山脈がそびえている」
❌ 誤り。
誤答理由: オーストラリアは低平な安定陸塊の大陸で、中央部に8000メートル級の山脈は存在しない。
覚えるポイント
- 国土の約6割が乾燥帯の乾燥大陸
- 人口は南東部(シドニーなど)・南西部沿岸に集中
- 安定陸塊で地震・火山が少ない(ニュージーランドと対照)
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。