TK8-035地理総合・地理探究 対策問題

地理探究B 現代世界の地誌的考察(2) 現代世界の諸地域

南アメリカ大陸の自然環境についての説明として最も適切なものはどれか。

解答・解説を見る

正解: 1

正解

西部に険しいアンデス山脈が南北に走り、アマゾン川流域には世界最大の熱帯雨林が広がる

この問題のポイント

南アメリカの地形の基本配置を問う。西縁のアンデス山脈と東の広大な低地・高原という東西の構造が判断の軸。

解説

南アメリカ大陸の地形は、西の高く険しい山脈と東の広大な低地・高原という構造を持つ。
アンデス山脈は、大陸の西縁(太平洋側)を約8000キロメートルにわたって南北に走る新期造山帯で、標高6000メートル級の高峰が連なり、火山や地震も多い。ナスカプレートが南アメリカプレートに沈み込む境界に対応し、チリでは巨大地震が繰り返し発生してきた。
山脈の東には、アマゾン川東へ流れて大西洋に注ぐ。流域面積は世界最大で、セルバと呼ばれる世界最大の熱帯雨林が広がる。さらに東には安定陸塊のブラジル高原、南には温帯草原のパンパが広がる。
アンデスの高地は高山気候で、低緯度でも過ごしやすいため、ラパスやキトなどの高山都市が発達した。「西=新期造山帯、東=安定陸塊」という構造は北アメリカと共通する骨格である。

ひっかけポイント
アンデスは西縁でアマゾンの流れは西から東。山脈と低地の東西配置、川の流下方向の逆転が定番の誤りである。

選択肢の確認

①「西部に険しいアンデス山脈が南北に走り、アマゾン川流域には世界最大の熱帯雨林が広がる」
正しい。
正解。西縁を新期造山帯のアンデス山脈が南北に走り、東のアマゾン川流域には世界最大の熱帯雨林セルバが広がる。

②「東部に険しいアンデス山脈が、西部に広大な熱帯雨林が広がる」
誤り。
誤答理由: アンデスは大陸の西縁(太平洋側)で、熱帯雨林は東側のアマゾン低地。東西が逆である。

③「南アメリカには標高6000メートルを超える山は存在しない」
誤り。
誤答理由: アンデスにはアコンカグアなど6000メートルを超える高峰が多数そびえている。

④「アマゾン川はアンデス山脈から西へ流れて太平洋に注ぐ」
誤り。
誤答理由: アマゾン川はアンデスから東へ流れ、大西洋に注ぐ。西流して太平洋へという説明は逆である。

覚えるポイント

  • アンデス山脈=西縁の新期造山帯、地震・火山が多い
  • アマゾン川は東流して大西洋へ、流域は世界最大
  • 東は安定陸塊のブラジル高原、南はパンパ

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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