TK9-023地理総合・地理探究 対策問題

地理探究B 現代世界の地誌的考察(2) 現代世界の諸地域

銅鉱の生産量が世界一で輸出の中心も銅であり、国土が南北約4000kmと細長く、中部の地中海性気候の地域ではぶどうの栽培やワインの生産が盛んな国。この特徴に当てはまる国として最も適切なものはどれか。

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正解: 3

正解

チリ

この問題のポイント

鉱産資源統計と国土の形状・気候の組合せから国を特定する。「銅世界一+南北に細長い国土」という強い決め手を使う。

解説

銅鉱の生産世界一チリで、世界の銅の3割近くを産出する。アタカマ砂漠のチュキカマタなどの大銅山が有名で、輸出額でも銅が中心を占める。
もう一つの決め手が国土の形状である。チリはアンデス山脈と太平洋に挟まれ、南北約4000km・東西平均約180kmという世界で最も細長い国土をもつ。このため国内に砂漠気候(北部・アタカマ砂漠)、地中海性気候(中部・首都サンティアゴ付近)、西岸海洋性気候(南部)と多様な気候が並び、中部ではぶどう・ワインの生産と輸出が盛んである。日本が輸入するワインや銅の主要供給国でもある。
消去の確認として、ペルーも銅の産出国だが世界2位で、細長い国土という特徴はチリほどでない。ボリビアは内陸国で、すず・天然ガスが特徴。アルゼンチンは農牧業中心で銅は主要輸出品ではない。

ひっかけポイント
銅の1位チリと2位ペルーの混同を狙う出題が多い。地中海性気候でのぶどう栽培と細長い国土がチリを確定させる材料になる。

選択肢の確認

①「ボリビア」
誤り。
誤答理由: ボリビアは内陸国で、すず・天然ガスが主要資源である。銅世界一でも細長い国土でもない。

②「アルゼンチン」
誤り。
誤答理由: アルゼンチンは農牧業と大豆・牛肉輸出が中心で、銅は主要輸出品ではない。ワインは生産するが銅世界一という条件に合わない。

③「チリ」
正しい。
正解。銅の生産・輸出世界一、南北約4000kmの細長い国土、中部の地中海性気候でのぶどう・ワイン生産はチリの特徴である。

④「ペルー」
誤り。
誤答理由: ペルーは銅の生産世界2位の国であり、細長い国土や地中海性気候のワイン産地という特徴はチリほど顕著ではない。

覚えるポイント

  • 銅鉱生産世界一はチリ(チュキカマタ銅山)
  • 南北4000kmの細長い国土に多様な気候が並ぶ
  • 中部は地中海性気候でぶどう・ワインを輸出

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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