TK9-024地理総合・地理探究 対策問題

地理探究B 現代世界の地誌的考察(2) 現代世界の諸地域

赤道直下に位置しながら国土の大部分が高原で気候が温和であり、茶や切り花(バラなど)の輸出が盛んで、旧イギリス領であった東アフリカの国。この特徴に当てはまる国として最も適切なものはどれか。

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正解: 2

正解

ケニア

この問題のポイント

高山気候を利用した商品作物の統計から東アフリカの国を特定する。「茶・切り花+旧イギリス領+赤道直下の高原」の組合せが軸。

解説

ケニアは赤道直下に位置するが、国土の中央部は標高1500m以上の高原で、高地ゆえに年中温和な気候となっている。この環境がヨーロッパ人の入植を招き、植民地時代に茶やコーヒーのプランテーションが開かれた。現在も茶の輸出は世界最大級で、さらに近年は温和な気候と豊富な日射を生かした切り花(バラ)の栽培が急成長し、ヨーロッパ市場へ空輸されている。首都ナイロビは東アフリカの経済拠点である。
消去の確認として、エチオピアも高原国だが植民地化を免れた歴史をもち、輸出はコーヒー中心。タンザニアは旧イギリス領だが輸出の柱は金や観光で、キリマンジャロのコーヒーはあるが切り花の急成長はケニアの特徴である。ウガンダは内陸国でコーヒーが中心。「茶と切り花」の組合せはケニアの目印と覚えておくとよい。

ひっかけポイント
「コーヒーならエチオピア、茶と切り花ならケニア」という作物の対応を突く。赤道直下=高温という思い込みも高山気候で覆される。

選択肢の確認

①「ウガンダ」
誤り。
誤答理由: ウガンダは内陸国でコーヒーが主要輸出品であり、切り花・茶の輸出国という特徴に合わない。

②「ケニア」
正しい。
正解。赤道直下の高原で気候が温和なため茶や切り花(バラ)の栽培・輸出が発達した旧イギリス領の国はケニアである。

③「エチオピア」
誤り。
誤答理由: エチオピアも高原国だが、輸出の中心はコーヒーであり、植民地支配をほぼ受けなかった歴史も旧イギリス領という条件に合わない。

④「タンザニア」
誤り。
誤答理由: タンザニアは旧イギリス領だが輸出の柱は金や観光であり、切り花輸出の急成長はケニアの特徴である。

覚えるポイント

  • ケニアは高原の温和な気候で茶・切り花を輸出
  • 切り花はヨーロッパへ空輸される新興輸出品
  • エチオピアはコーヒー、ケニアは茶で判別

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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