TK9-031地理総合・地理探究 対策問題

地理探究B 現代世界の地誌的考察(2) 現代世界の諸地域

人口約2.2億人とアフリカ最大で、輸出額の大部分を原油が占め、北部にイスラム教徒、南部にキリスト教徒が多く分布する国。この特徴に当てはまる国として最も適切なものはどれか。

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正解: 4

正解

ナイジェリア

この問題のポイント

人口統計・輸出構成・宗教分布の3つを組み合わせてアフリカの国を特定する。「アフリカ最大の人口」という決め手を問う。

解説

ナイジェリアは人口約2.2億人でアフリカ最大、世界でも6位前後の人口大国である。ギニア湾岸のニジェールデルタで産出する原油が輸出額の大部分を占めるOPEC加盟国で、典型的な資源依存経済である。
宗教分布は南北で対照的で、北部にイスラム教徒、南部にキリスト教徒が多い。これはサハラ砂漠を越えて北から伝わったイスラム教と、海岸から入ったヨーロッパの植民地支配・キリスト教という伝播経路の違いによる。この南北差は民族対立・地域対立の火種にもなってきた。イギリスから独立した英語圏の国で、都市ラゴスはアフリカ最大級の人口をもつ。
消去の確認として、エチオピアは人口約1.2億でアフリカ2位だが内陸国で原油輸出国ではない。アルジェリアも産油国だが人口約4500万でほぼ全土がイスラム教圏。南アフリカは鉱産資源(金・プラチナ)の国である。

ひっかけポイント
アフリカの人口最大国(ナイジェリア)と面積最大国(アルジェリア)の混同が定番。宗教の南北分布はナイジェリアの目印である。

選択肢の確認

①「エチオピア」
誤り。
誤答理由: エチオピアは人口約1.2億でアフリカ2位の内陸国であり、原油輸出国ではなくキリスト教の歴史が古い国である。

②「アルジェリア」
誤り。
誤答理由: アルジェリアは産油国だが人口約4500万で、ほぼ全土がイスラム教圏であり、アフリカ最大の人口という条件に合わない。

③「南アフリカ共和国」
誤り。
誤答理由: 南アフリカ共和国は人口約6000万で、輸出は金・プラチナなどの鉱産資源が特徴。原油大国でも人口最大でもない。

④「ナイジェリア」
正しい。
正解。人口約2.2億でアフリカ最大、輸出の大半が原油、北部イスラム・南部キリスト教という宗教の南北分布はナイジェリアの特徴である。

覚えるポイント

  • ナイジェリアは人口約2.2億でアフリカ最大
  • 輸出の大部分は原油(OPEC加盟)
  • 北部イスラム・南部キリスト教の南北差

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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