TK9-032|地理総合・地理探究 対策問題
面積が世界一で、小麦の輸出量が世界最大となり、原油や天然ガスをパイプラインで輸出し、人口は約1.4億人で減少傾向にある国。この特徴に当てはまる国として最も適切なものはどれか。
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正解: 3
正解
ロシア
この問題のポイント
面積・農産物輸出・エネルギー輸出・人口動態を組み合わせた判読問題。「小麦輸出世界一」という近年の統計変化を押さえているかが軸。
解説
面積世界一(約1700万平方km)という記述だけでロシアに確定できる。統計面の裏付けを確認しよう。
ロシアは2010年代以降、南部のチェルノーゼム(黒土)地帯での増産により小麦の輸出量世界一となった。かつてのソ連が穀物輸入国だったことを考えると大きな変化である。エネルギーでは原油・天然ガスの生産・輸出が世界最大級で、パイプラインによりヨーロッパや中国へ送っている。
人口は約1.4億人で、出生率の低さと男性の平均寿命の短さから減少傾向が続く。人口の大部分はウラル山脈以西のヨーロッパロシアに集中し、シベリアは資源開発の拠点が点在するのみである。
消去の確認として、ウクライナも黒土地帯の小麦輸出国だが面積・人口の規模が合わない。カザフスタンは人口約2000万の内陸国。カナダは面積世界2位で人口約4000万である。
ひっかけポイント
「小麦輸出世界一」を伝統的なイメージでアメリカやカナダと答えさせる出題が想定される。現在の1位はロシアである。
選択肢の確認
①「カザフスタン」
❌ 誤り。
誤答理由: カザフスタンは面積世界9位の内陸国で人口約2000万にすぎず、面積世界一・人口1.4億という条件に合わない。
②「カナダ」
❌ 誤り。
誤答理由: カナダは面積世界2位で人口約4000万。小麦輸出は上位だが世界一ではなく、人口減少という条件にも合わない。
③「ロシア」
✅ 正しい。
正解。面積世界一、チェルノーゼム地帯の増産による小麦輸出世界一、パイプラインでの原油・天然ガス輸出、人口約1.4億で減少傾向はロシアである。
④「ウクライナ」
❌ 誤り。
誤答理由: ウクライナも黒土地帯の小麦輸出国だが、面積は約60万平方kmで世界一ではなく、人口も約4000万前後である。
覚えるポイント
- ロシアは面積世界一・小麦輸出世界一
- 原油・天然ガスをパイプラインで輸出
- 人口約1.4億で減少傾向、西部に集中
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。