TK9-022地理総合・地理探究 対策問題

地理探究B 現代世界の地誌的考察(2) 現代世界の諸地域

カカオ豆の生産量と輸出量が世界一で、ギニア湾に面し、旧フランス領であったため公用語がフランス語である国。この特徴に当てはまる国として最も適切なものはどれか。

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正解: 4

正解

コートジボワール

この問題のポイント

特定の一次産品の生産世界一という統計と旧宗主国の言語を組み合わせる、アフリカ地誌の定番判読問題。

解説

カカオ豆の生産・輸出世界一はコートジボワールで、隣国ガーナが世界2位である。両国はいずれもギニア湾岸の高温多雨な気候を生かしたカカオ栽培国だが、コートジボワールは旧フランス領(公用語フランス語)、ガーナは旧イギリス領(公用語英語)という旧宗主国の違いで判別できる。
コートジボワールの経済はカカオ輸出に大きく依存しており、特定の一次産品の輸出に頼る
モノカルチャー経済
の典型例である。国際価格の変動や天候に国家収入が左右される不安定さが課題で、これはアフリカの多くの国に共通する構造である。
消去の確認として、ナイジェリアは旧イギリス領で輸出の大半は原油。エチオピアは内陸の高原国でコーヒーの原産地として知られ、カカオは特徴ではない。アフリカの国名判別では「主要輸出品×旧宗主国の言語×位置」の3点を掛け合わせるのが定石である。

ひっかけポイント
カカオの1位コートジボワールと2位ガーナの取り違えを狙う。旧宗主国(フランス領かイギリス領か)の言語が決め手になる。

選択肢の確認

①「ガーナ」
誤り。
誤答理由: ガーナはカカオ生産世界2位の隣国だが、旧イギリス領で公用語は英語であり、フランス語という条件に合わない。

②「ナイジェリア」
誤り。
誤答理由: ナイジェリアは旧イギリス領の英語圏で、輸出の大半は原油である。カカオ世界一ではない。

③「エチオピア」
誤り。
誤答理由: エチオピアは内陸の高原国でコーヒーの原産地として知られ、カカオの主産国でもギニア湾岸の国でもない。

④「コートジボワール」
正しい。
正解。カカオ豆の生産・輸出世界一で、旧フランス領のためフランス語を公用語とするギニア湾岸の国はコートジボワールである。

覚えるポイント

  • カカオ生産世界一はコートジボワール、2位ガーナ
  • コートジボワールは旧フランス領でフランス語圏
  • 一次産品依存のモノカルチャー経済の典型

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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