TK9-019地理総合・地理探究 対策問題

地理探究B 現代世界の地誌的考察(2) 現代世界の諸地域

コーヒー豆の生産量が世界一で、大豆や鉄鉱石の輸出も多く、公用語がポルトガル語である国。この特徴に当てはまる国として最も適切なものはどれか。

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正解: 2

正解

ブラジル

この問題のポイント

農産物・鉱産資源の生産統計と言語の組合せからラテンアメリカの国を特定する。ポルトガル語という言語の決め手を見抜けるかが軸。

解説

ラテンアメリカ諸国の判別で最も強力な指標が言語である。旧スペイン領が大半を占める中で、ポルトガル語を公用語とするのはブラジルのみであり、この一点でほぼ確定する。
統計面も裏付けになる。ブラジルはコーヒー豆の生産・輸出世界一の座を長く維持しており、近年は大豆の生産・輸出でも世界最大級、鉄鉱石もカラジャスなどの大鉱山からの輸出が多い。セラード(サバナ)の農地開発により、コーヒー中心のモノカルチャーから大豆・とうもろこし・肉類など多角的な農業輸出国へ変貌したことが現代の特徴である。
消去の確認として、アルゼンチンはスペイン語で牛肉・大豆が中心だがコーヒーはほぼ生産しない。コロンビアはコーヒーで有名だが生産量は世界3位前後で、ポルトガル語ではない。メキシコもスペイン語圏である。

ひっかけポイント
「コーヒー=コロンビア」の連想を突く出題が多い。生産量世界一はブラジルであり、言語(ポルトガル語)で確実に区別できる。

選択肢の確認

①「メキシコ」
誤り。
誤答理由: メキシコはスペイン語圏で、輸出の中心は機械類や銀であり、コーヒー世界一・鉄鉱石輸出という特徴に合わない。

②「ブラジル」
正しい。
正解。コーヒー生産世界一、大豆・鉄鉱石の輸出大国、そしてラテンアメリカで唯一ポルトガル語を公用語とする国はブラジルである。

③「アルゼンチン」
誤り。
誤答理由: アルゼンチンはスペイン語圏で、輸出は牛肉・大豆・とうもろこしが中心。コーヒーはほとんど生産していない。

④「コロンビア」
誤り。
誤答理由: コロンビアはコーヒーで有名だが生産量は世界3位前後で、公用語はスペイン語であり条件に合わない。

覚えるポイント

  • ブラジルはコーヒー生産世界一・大豆と鉄鉱石も輸出上位
  • ラテンアメリカで唯一のポルトガル語国
  • セラード開発で農業輸出が多角化した

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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