TK9-040地理総合・地理探究 対策問題

地理探究B 現代世界の地誌的考察(2) 現代世界の諸地域

とうもろこしと大豆の生産・輸出が世界最大級で、シェール革命により原油と天然ガスの生産量が世界一となり、世界中から移民を受け入れてきた国。この特徴に当てはまる国として最も適切なものはどれか。

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正解: 4

正解

アメリカ合衆国

この問題のポイント

農業・エネルギー統計の「世界一」の組合せから国を特定する。シェール革命というエネルギー分野の転換点を押さえているかが軸。

解説

アメリカ合衆国は、中西部のコーンベルトを中心にとうもろこし・大豆の生産・輸出世界最大級を誇る農業大国である(大豆の生産はブラジルと首位を争う)。適地適作と大規模経営、穀物メジャーによる流通支配が特徴で、「世界の食料庫」と呼ばれる。
エネルギーでは、2010年代のシェール革命により、地下深くの頁岩(シェール)層から原油・天然ガスを採取する技術が実用化し、原油・天然ガスの生産量がいずれも世界一となった。長く輸入国だったアメリカがエネルギー輸出国に転じたことは、世界のエネルギー地図を塗り替えた出来事として頻出である。
また建国以来移民国家であり、近年はヒスパニックとアジア系の増加が著しい。
消去の確認として、カナダ・オーストラリアも資源大国だが原油・ガス生産世界一ではなく、ブラジルはエネルギーよりも農業・鉄鉱石の国である。

ひっかけポイント
「原油生産世界一」を中東の国と答えさせる出題が定番。シェール革命以降の世界一はアメリカである。

選択肢の確認

①「カナダ」
誤り。
誤答理由: カナダは原油の生産・輸出国だが世界一ではなく、とうもろこし輸出世界最大級という農業統計にも合わない。

②「ブラジル」
誤り。
誤答理由: ブラジルは大豆ではアメリカと並ぶが、シェール革命による原油・天然ガス生産世界一という条件に合わない。

③「オーストラリア」
誤り。
誤答理由: オーストラリアの資源輸出は鉄鉱石・石炭・天然ガスが中心で、原油生産世界一でもとうもろこし輸出大国でもない。

④「アメリカ合衆国」
正しい。
正解。とうもろこし・大豆の輸出世界最大級、シェール革命による原油・天然ガス生産世界一、移民国家という組合せはアメリカ合衆国である。

覚えるポイント

  • アメリカはとうもろこし・大豆の輸出大国
  • シェール革命で原油・天然ガス生産世界一
  • ヒスパニック増加が続く移民国家

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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