TK9-034|地理総合・地理探究 対策問題
発電量のほとんどを水力発電が占め、氷河の浸食によるフィヨルドの海岸線をもち、北海油田の原油・天然ガスとサケなどの魚介類を輸出し、EUに加盟していない国。この特徴に当てはまる国として最も適切なものはどれか。
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正解: 1
正解
ノルウェー
この問題のポイント
発電構成・地形・輸出品・国際機構への加盟状況という4指標の組合せで北欧の国を判別する総合問題。
解説
ノルウェーはスカンディナヴィア山脈の豊富な水資源により、発電量の9割前後を水力が占める。西岸には氷河が削った谷に海水が入り込んだフィヨルドが発達し、観光資源であると同時にサケの養殖の適地となっている。
輸出は北海油田の原油・天然ガスが中心で、ヨーロッパ有数の産油国である。石油収入は将来世代のための基金として運用されている。また国民投票で加盟を否決した経緯からEUには加盟していない(アイスランド・スイスも非加盟)。
消去の確認として、スウェーデンは水力と原子力を併用し、鉄鉱石や機械・自動車の輸出国。フィンランドは森林資源(紙・パルプ)と原子力が特徴でフィヨルドはない。デンマークは風力の国で油田はあるが規模が小さく、EU加盟国である。北欧4国は「水力+油田=ノルウェー」「森林=フィンランド」「風力=デンマーク」で判別する。
ひっかけポイント
北欧諸国のEU加盟状況(ノルウェー非加盟、スウェーデン・フィンランド・デンマーク加盟)は判別の決め手として頻出する。
選択肢の確認
①「ノルウェー」
✅ 正しい。
正解。発電のほとんどが水力、フィヨルドの海岸、北海油田の原油・天然ガスとサケの輸出、EU非加盟という組合せはノルウェーである。
②「スウェーデン」
❌ 誤り。
誤答理由: スウェーデンは水力と原子力を併用するEU加盟国で、油田やフィヨルドの海岸線という特徴に合わない。
③「フィンランド」
❌ 誤り。
誤答理由: フィンランドは森林資源(紙・パルプ)と原子力が特徴のEU加盟国で、フィヨルドはなく油田もない。
④「デンマーク」
❌ 誤り。
誤答理由: デンマークは風力発電の国でEU加盟国である。国土は低平でフィヨルドの発達した海岸線をもたない。
覚えるポイント
- ノルウェーは水力9割前後・北海油田・フィヨルド
- サケ養殖など水産業も輸出の柱
- EU非加盟(アイスランド・スイスも)
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。