TK9-028|地理総合・地理探究 対策問題
パーム油の生産量が世界一で、人口は約2.8億人と世界4位、イスラム教徒の数が世界で最も多く、1万数千の島々からなる国。この特徴に当てはまる国として最も適切なものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正解
インドネシア
この問題のポイント
農産物統計と人口・宗教統計の組合せから国を特定する。「パーム油世界一」と「イスラム教徒最多」という2つの世界一が決め手。
解説
インドネシアはパーム油(油やし)の生産世界一で、2位のマレーシアと合わせて世界の8割以上を占める。油やし農園の拡大は輸出を支える一方、熱帯林の破壊という環境問題を引き起こしており、地球的課題の文脈でも頻出である。
人口は約2.8億人で世界4位(インド・中国・アメリカに次ぐ)、国民の9割近くがイスラム教を信仰し、イスラム教徒の人口は世界最多である。イスラム教は西アジアの宗教というイメージが強いが、信者数最多の国は東南アジアにあるという点が判読の鍵になる。国土はスマトラ島・ジャワ島など1万を超える島々からなり、人口はジャワ島に集中している。
消去の確認として、マレーシアはパーム油2位だが人口約3400万。フィリピンはカトリックが多数。インドはヒンドゥー教徒が多数で、イスラム教徒数は世界2位である。
ひっかけポイント
パーム油の1位と2位(インドネシアとマレーシア)の混同、イスラム教徒最多国を西アジアと考える思い込みの2つを突く問題が定番。
選択肢の確認
①「インド」
❌ 誤り。
誤答理由: インドのイスラム教徒数は世界2位で、多数派はヒンドゥー教徒である。パーム油世界一でもない。
②「インドネシア」
✅ 正しい。
正解。パーム油生産世界一、人口約2.8億で世界4位、イスラム教徒数世界最多、1万を超える島々という組合せはインドネシアである。
③「マレーシア」
❌ 誤り。
誤答理由: マレーシアはパーム油世界2位だが人口は約3400万にすぎず、人口世界4位という条件に合わない。
④「フィリピン」
❌ 誤り。
誤答理由: フィリピンは島国だがカトリック教徒が多数であり、イスラム教徒最多という条件に合わない。
覚えるポイント
- インドネシアはパーム油生産世界一
- 人口約2.8億で世界4位、イスラム教徒数世界最多
- 油やし農園の拡大は熱帯林破壊の一因
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。