JH-D1-02|歴史総合・日本史探究 対策問題
廃藩置県(1871年)について述べた記述として最も適切なものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正解
藩を廃して府県を置き、中央から府知事・県令を派遣する中央集権体制を確立した
背景・因果
版籍奉還(1869年)で藩主は知藩事となったが実質は温存された。廃藩置県で藩を廃止し、旧藩主を東京へ移して府知事・県令を中央から派遣することで中央集権が実現した。藩債は新政府が引き継いだ。
覚えるポイント
核となる対応:「藩を廃して府県を置き、中央から府知事・県令を派遣する中央集権体制を確立した」。廃藩置県は藩と知藩事による地方支配を廃止し、政府任命の府知事・県令が府県を統治する体制を整えた。中央集権化の決定的な政策である。
混同防止「旧藩主がそのまま知藩事として地方を統治し続けた」:旧藩主が知藩事となったのは1869年の版籍奉還後である。1871年の廃藩置県では知藩事を免職し、東京へ移住させた。
選択肢別の検討
① ❌ 誤答「藩の債務はすべて旧藩主が個人で負担した」
新政府が藩債処分を行って旧藩の債務を整理した。すべてを旧藩主個人に負担させたわけではない。
② ❌ 誤答「旧藩主がそのまま知藩事として地方を統治し続けた」
旧藩主が知藩事となったのは1869年の版籍奉還後である。1871年の廃藩置県では知藩事を免職し、東京へ移住させた。
③ ✅ 正解「藩を廃して府県を置き、中央から府知事・県令を派遣する中央集権体制を確立した」
廃藩置県は藩と知藩事による地方支配を廃止し、政府任命の府知事・県令が府県を統治する体制を整えた。中央集権化の決定的な政策である。
④ ❌ 誤答「版籍奉還よりも前に行われた」
版籍奉還は1869年、廃藩置県は1871年である。版籍奉還によって藩主を知藩事とした後、藩そのものを廃止した。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。