JH-D2-06|歴史総合・日本史探究 対策問題
日清戦争の講和条約である下関条約(1895年)の内容として正しいものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正解
清は朝鮮の独立を認め、遼東半島・台湾・澎湖諸島を日本へ割譲し、賠償金を支払う
背景・因果
下関条約で清は朝鮮の独立を認め、遼東半島・台湾・澎湖諸島の割譲と賠償金2億両(テール)の支払いを約束した。直後にロシア・フランス・ドイツの三国干渉で遼東半島は返還され、「臥薪嘗胆」を合言葉に対ロシア感情が高まった。賠償金は金本位制の確立(1897年)にも使われた。
覚えるポイント
核となる対応:「清は朝鮮の独立を認め、遼東半島・台湾・澎湖諸島を日本へ割譲し、賠償金を支払う」。1895年の下関条約で清は朝鮮の独立、遼東半島・台湾・澎湖諸島の割譲、賠償金支払いを認めた。遼東半島は直後の三国干渉で清へ返還された。
混同防止「日本が清に賠償金を支払う」:日清戦争の敗国である清が日本へ賠償金2億両を支払った。支払いの向きを日本から清へ逆転させている。
選択肢別の検討
① ✅ 正解「清は朝鮮の独立を認め、遼東半島・台湾・澎湖諸島を日本へ割譲し、賠償金を支払う」
1895年の下関条約で清は朝鮮の独立、遼東半島・台湾・澎湖諸島の割譲、賠償金支払いを認めた。遼東半島は直後の三国干渉で清へ返還された。
② ❌ 誤答「日本が清に賠償金を支払う」
日清戦争の敗国である清が日本へ賠償金2億両を支払った。支払いの向きを日本から清へ逆転させている。
③ ❌ 誤答「清は日本へ樺太全島を割譲する」
樺太は下関条約の割譲対象ではない。1875年の樺太・千島交換条約で全樺太をロシア領とし、1905年のポーツマス条約で南樺太が日本へ譲渡された。
④ ❌ 誤答「日本と清が朝鮮を共同統治する」
清は朝鮮を独立国と認めて宗主権を放棄した。日本と清による朝鮮共同統治を定めた条約ではない。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。