JT2-A16|歴史総合・日本史探究 対策問題
729年の長屋王の変について述べた記述として最も適切なものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正解
藤原四子の策謀により、左大臣長屋王が自害に追い込まれた
背景・因果
皇親勢力の代表長屋王は、藤原四子(武智麻呂・房前・宇合・麻呂)の策謀で謀反の疑いをかけられ自害した。直後に光明子の立后が実現し、藤原氏の地位が固まった。
覚えるポイント
藤原四子は737年の天然痘流行で相次いで病死する。奈良時代の政権担当者の交代は疫病・政変とセットで動く。
選択肢別の検討
① ❌ 誤答「長屋王が藤原氏を滅ぼした事件である」
滅ぼされた側が逆で、長屋王が藤原氏を滅ぼした事件ではない。長屋王排除後に藤原四子の勢力が伸長した。
② ❌ 誤答「地方豪族の反乱である」
長屋王の変は平城京の中央政界で起きた皇親勢力と藤原氏の政変である。地方豪族が中央に反乱した事件ではない。
③ ❌ 誤答「武士どうしの合戦である」
奈良時代の朝廷内部の政変で、武士が主役となる中世の合戦ではない。武士団成立以前という時代差からも除外できる。
④ ✅ 正解「藤原四子の策謀により、左大臣長屋王が自害に追い込まれた」
729年、藤原四子の策謀で左大臣長屋王が謀反の疑いをかけられ、自害に追い込まれた。直後に藤原氏出身の光明子が皇后となり、藤原氏の地位が高まった。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。