JT2-B12歴史総合・日本史探究 対策問題

日本史探究B 中世の日本と世界(3) 中世の国家・社会の展開と画期

1441年の嘉吉の変について述べた記述として最も適切なものはどれか。

解答・解説を見る

正解: 3

正解

守護赤松満祐が6代将軍足利義教を謀殺した事件

背景・因果

専制を強めた6代将軍足利義教は、守護赤松満祐に謀殺された(嘉吉の変)。将軍権威は大きく揺らぎ、直後に嘉吉の徳政一揆が京都を襲った。

覚えるポイント

義教は「くじ引き将軍」と呼ばれ、永享の乱で鎌倉公方足利持氏を滅ぼした人物。専制→暗殺→権威失墜の流れで応仁の乱の前提になる。

選択肢別の検討

① ❌ 誤答「農民が幕府を倒した一揆」
農民が幕府を倒した事件ではなく、有力守護による将軍暗殺である。農民・土民が徳政を要求した嘉吉の徳政一揆は直後の別事件である。

② ❌ 誤答「元軍の再来襲」
元軍の襲来は1274年・1281年の元寇で、嘉吉の変より約160年前である。嘉吉の変は外国軍ではなく室町幕府内部の政変だった。

③ ✅ 正解「守護赤松満祐が6代将軍足利義教を謀殺した事件」
1441年、守護大名赤松満祐は自邸の宴で6代将軍足利義教を謀殺した。専制的な義教の死で将軍権威が揺らぎ、直後には嘉吉の徳政一揆も起きた。

④ ❌ 誤答「将軍が守護大名をすべて滅ぼした事件」
義教一人が赤松満祐に殺害された事件で、将軍が守護大名をすべて滅ぼしたのではない。事件後に幕府軍が赤松氏を討った経過と主客が逆である。

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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