JT2-B13歴史総合・日本史探究 対策問題

日本史探究B 中世の日本と世界(3) 中世の国家・社会の展開と画期

1454年に始まる享徳の乱について述べた記述として最も適切なものはどれか。

解答・解説を見る

正解: 2

正解

鎌倉公方と関東管領の対立から関東が長期の戦乱に入り、公方は古河へ移った

背景・因果

享徳の乱は鎌倉公方足利成氏が関東管領上杉氏と争った長期戦乱で、成氏は古河公方となり、幕府は伊豆に堀越公方を立てた。関東は応仁の乱より早く戦国状態に入った。

覚えるポイント

「戦国時代の始まりは応仁の乱」と単純化せず、関東では享徳の乱からとする見方が教科書にも載る。二つの公方の名前と場所を混同しない。

選択肢別の検討

① ❌ 誤答「朝廷内部の皇位継承争いである」
朝廷内部の皇位継承争いではなく、室町幕府の関東統治機構内の対立である。皇統ではなく鎌倉公方・上杉氏が主体となる。

② ✅ 正解「鎌倉公方と関東管領の対立から関東が長期の戦乱に入り、公方は古河へ移った」
享徳の乱は1454年、鎌倉公方足利成氏と関東管領上杉氏の対立から始まった。成氏が古河公方となり、幕府が堀越公方を置いたため関東の分裂・戦乱が長期化した。

③ ❌ 誤答「京都で起こった将軍家の相続争いである」
京都で将軍家・管領家の相続争いが絡んだ大乱は1467年開始の応仁の乱である。享徳の乱はそれ以前に関東で始まった。

④ ❌ 誤答「九州の守護どうしの争いである」
九州守護間の争いではなく、鎌倉公方と関東管領を軸とする関東の戦乱である。古河・伊豆という地名からも九州ではないと判断できる。

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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