JT2-D04歴史総合・日本史探究 対策問題

日本史探究D 近現代の地域・日本と世界(1) 近代への転換と歴史的環境

私擬憲法について述べた記述として最も適切なものはどれか。

解答・解説を見る

正解: 4

正解

民間で起草された憲法草案で、植木枝盛の案や五日市憲法草案が知られる

背景・因果

国会開設運動の中で民間の私擬憲法が数多く作られた。植木枝盛の案は抵抗権・革命権を含み、東京の山村で発見された五日市憲法草案は詳細な人権規定をもつ。

覚えるポイント

「憲法を待つのでなく自分たちで構想した」という民権運動の水準を示す史料。大日本帝国憲法との人権規定の比較が定番。

選択肢別の検討

① ❌ 誤答「政府が公式に発布した憲法である」
政府公式の憲法は1889年発布の大日本帝国憲法である。私擬憲法は「私」に起草された非公式草案を指す。

② ❌ 誤答「外国政府が日本に押し付けた憲法案である」
外国政府が押し付けた案ではなく、日本の民権家・住民らが国会や権利保障を構想して自主的に作成した。

③ ❌ 誤答「私擬憲法の作成は法律で禁止されていた」
国会開設運動の高まりの中で多数の草案が作られた。作成そのものが一律に法律で禁止されていたわけではない。

④ ✅ 正解「民間で起草された憲法草案で、植木枝盛の案や五日市憲法草案が知られる」
私擬憲法は自由民権運動の中で民間人・地域結社が作った憲法草案で、植木枝盛の東洋大日本国国憲按や五日市憲法草案が代表である。

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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