JT2-D13|歴史総合・日本史探究 対策問題
日中戦争期の経済統制について述べた記述として最も適切なものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正解
企画院が物資動員を計画し、生活必需品は切符制・配給制となった
背景・因果
1937年設置の企画院が物資動員計画を立て、国家総動員法(1938年)の下で価格統制や切符制・配給制(砂糖・マッチ・衣料・米)が広がった。「ぜいたくは敵だ」の標語が統制生活を象徴する。
覚えるポイント
統制の実務を担った隣組・町内会まで含めて「生活の戦時化」として問われる。米の配給は1941年から。
選択肢別の検討
① ❌ 誤答「経済は完全な自由放任とされた」
国家総動員法などにより企業・物資・労働力が広範に統制された。自由放任経済ではない。
② ❌ 誤答「軍需産業への投資が禁止された」
軍需産業は資金・資材を優先配分され、投資を禁止されたのではない。民需生産が圧迫された。
③ ❌ 誤答「農産物の供出は行われなかった」
農村には米などの供出が割り当てられ、政府が公定価格で集荷した。農産物が統制対象外だったわけではない。
④ ✅ 正解「企画院が物資動員を計画し、生活必需品は切符制・配給制となった」
日中戦争期には企画院が国家総動員計画と物資動員を担い、米・衣料など生活必需品に切符制・配給制が導入された。統制経済が国民生活へ及んだ。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。