JT2-D12歴史総合・日本史探究 対策問題

日本史探究D 近現代の地域・日本と世界(3) 近現代の地域・日本と世界の画期と構造

日中戦争の経過について述べた記述として最も適切なものはどれか。

解答・解説を見る

正解: 1

正解

盧溝橋事件から全面化し、首都南京を占領しても国民政府は重慶で抗戦を続けた

背景・因果

1937年7月の盧溝橋事件から全面戦争となり、日本軍は上海・南京を占領した(南京事件で多数の中国人が犠牲)。しかし国民政府は重慶に移って抗戦を続け、戦争は泥沼の長期戦となった。

覚えるポイント

「首都を落としても戦争が終わらなかった」ことが、東亜新秩序声明や南進論(資源確保)につながる因果として問われる。

選択肢別の検討

① ✅ 正解「盧溝橋事件から全面化し、首都南京を占領しても国民政府は重慶で抗戦を続けた」
1937年の盧溝橋事件を機に日中戦争が全面化し、日本軍は南京を占領した。しかし蔣介石の国民政府は重慶へ移り抗戦を続けた。

② ❌ 誤答「開戦から数か月で講和が成立した」
国民政府は短期講和せず、戦争は太平洋戦争と結び付いて1945年まで長期化した。「暴支膺懲」の短期決着構想は失敗した。

③ ❌ 誤答「戦場は満州に限られていた」
戦線は華北・上海・南京・華中・華南へ広がり、満州だけに限定されなかった。満州事変と日中全面戦争を混同している。

④ ❌ 誤答「アメリカが日本側で参戦した」
アメリカは中国へ援助し、日本へ経済制裁を強めた。日本側で参戦したのではなく、1941年には日米戦争へ至った。

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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