RS-B1-03|歴史総合・日本史探究 対策問題
1869年に開通したスエズ運河が世界に与えた影響として最も適切なものはどれか。
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正解: 4
正解
ヨーロッパとアジアを結ぶ航路が大幅に短縮され、世界の一体化が加速した
背景・因果
スエズ運河(1869年開通)は地中海と紅海を結び、喜望峰回りに比べ欧亜間の航路を大幅に短縮した。同年にはアメリカ大陸横断鉄道も完成し、蒸気船・鉄道・電信による世界の一体化が進んだ。日本の開国・明治維新もこの流れの中に位置づけられる。
覚えるポイント
核となる対応:「ヨーロッパとアジアを結ぶ航路が大幅に短縮され、世界の一体化が加速した」。スエズ運河は地中海と紅海を結び、喜望峰回りだったヨーロッパ―アジア航路を短縮した。蒸気船・鉄道・電信の発達と重なり、人・商品・情報の移動を加速した。
混同防止「大西洋と太平洋が直接結ばれた」:大西洋と太平洋を直接結ぶのは1914年開通のパナマ運河である。スエズ運河が結んだのは地中海と紅海であり、海洋の対応が違う。
選択肢別の検討
① ❌ 誤答「大西洋と太平洋が直接結ばれた」
大西洋と太平洋を直接結ぶのは1914年開通のパナマ運河である。スエズ運河が結んだのは地中海と紅海であり、海洋の対応が違う。
② ❌ 誤答「運河の開通により帆船の時代が復活した」
運河は向かい風でも運航しやすく定時性の高い蒸気船に有利で、蒸気船時代の発展を促した。帆船が復活したという因果は逆である。
③ ❌ 誤答「アジアからヨーロッパへの移動は、かえって時間がかかるようになった」
喜望峰を迂回する必要がなくなったため、欧亜間の距離と所要時間は短くなった。「かえって時間がかかった」は開通効果と反対である。
④ ✅ 正解「ヨーロッパとアジアを結ぶ航路が大幅に短縮され、世界の一体化が加速した」
スエズ運河は地中海と紅海を結び、喜望峰回りだったヨーロッパ―アジア航路を短縮した。蒸気船・鉄道・電信の発達と重なり、人・商品・情報の移動を加速した。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 因果の向きを確認:時期が近いだけで結び付けず、「原因→政策・行動→結果」の順に置き、主体と目的がつながるかを確かめる。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。