RS-B2-01歴史総合・日本史探究 対策問題

歴史総合B 近代化と私たち(2) 結び付く世界と日本の開国

日米修好通商条約(1858年)が「不平等条約」とされる主な理由の組合せとして正しいものはどれか。

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正解: 1

正解

領事裁判権を認め、関税自主権を欠いたこと

背景・因果

日米修好通商条約は、領事裁判権(治外法権)の承認関税自主権の欠如を含む点で不平等であった。最恵国待遇も片務的にアメリカ側だけに与えられた。条約改正は明治政府の最重要外交課題となる。

覚えるポイント

  • 核となる対応:「領事裁判権を認め、関税自主権を欠いたこと」。日米修好通商条約は日本にアメリカ人への領事裁判権を認めさせ、日本側に関税率を自主決定する権限を与えなかった。この二点が条約改正の主要課題となった。

  • 混同防止「日本側だけが最恵国待遇を得たこと」:最恵国待遇は日本側だけでなく、片務的にアメリカ側へ与えられた。日本が一方的に利益を得たという主客が逆である。

選択肢別の検討

① ✅ 正解「領事裁判権を認め、関税自主権を欠いたこと」
日米修好通商条約は日本にアメリカ人への領事裁判権を認めさせ、日本側に関税率を自主決定する権限を与えなかった。この二点が条約改正の主要課題となった。

② ❌ 誤答「日本側だけが最恵国待遇を得たこと」
最恵国待遇は日本側だけでなく、片務的にアメリカ側へ与えられた。日本が一方的に利益を得たという主客が逆である。

③ ❌ 誤答「アメリカ人の日本国内旅行を全面的に禁じたこと」
条約は開港場での居留・貿易などを認め、外国人の行動には一定の範囲制限があった。しかし旅行の全面禁止が不平等条約とされる中心理由ではない。

④ ❌ 誤答「金銀の交換比率を日本に有利に定めたこと」
開港後は内外の金銀比価の違いから日本の金貨が海外へ流出した。交換比率を日本に有利に定めたことではなく、領事裁判権と関税自主権欠如が制度上の問題である。

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 文を分解して判定:組合せを一度に選ばず、人物と政策、地域と制度などを一組ずつ○×判定する。確実に誤る一組を含む選択肢から消す。
  • 因果の向きを確認:時期が近いだけで結び付けず、「原因→政策・行動→結果」の順に置き、主体と目的がつながるかを確かめる。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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