RS2-025歴史総合・日本史探究 対策問題

歴史総合B 近代化と私たち(4) 近代化と現代的な諸課題

義和団事件(1900年)とその結果について述べた記述として最も適切なものはどれか。

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正解: 2

正解

「扶清滅洋」を掲げる蜂起を8か国連合軍が鎮圧し、北京議定書で列強の駐兵権が認められた

背景・因果

義和団事件では日本を含む8か国連合軍が出兵し、北京議定書(1901年)で賠償金と北京周辺の駐兵権を獲得した。ロシアが満州に居座ったことが日露対立を深めた。

覚えるポイント

「日本が列強の一員として出兵した」ことと、「駐兵権がのちの盧溝橋事件の伏線になる」ことまでが射程。

選択肢別の検討

① ❌ 誤答「事件後、清は日本に台湾を割譲した」
清が台湾を日本へ割譲したのは日清戦争後の1895年下関条約で、義和団事件より5年前である。北京議定書の領土割譲ではない。

② ✅ 正解「「扶清滅洋」を掲げる蜂起を8か国連合軍が鎮圧し、北京議定書で列強の駐兵権が認められた」
義和団は扶清滅洋を掲げて外国勢力・キリスト教を攻撃し、日本を含む8か国連合軍が鎮圧した。1901年の北京議定書で賠償金と北京周辺への列強駐兵が認められた。

③ ❌ 誤答「義和団は日本の支援を受けて清朝を打倒した」
義和団は清を扶けて外国勢力を排する運動で、清朝打倒を目的としていない。日本も支援者ではなく、鎮圧側の8か国連合軍に参加した。

④ ❌ 誤答「この事件で列強は中国から全面撤退した」
事件後、列強は賠償金・駐兵権など中国への権益をさらに拡大した。全面撤退ではなく、ロシアの満州駐兵が日露対立の原因となった。

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 因果の向きを確認:時期が近いだけで結び付けず、「原因→政策・行動→結果」の順に置き、主体と目的がつながるかを確かめる。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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