JT2-D30|歴史総合・日本史探究 対策問題
四大公害訴訟の結果について述べた記述として最も適切なものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正解
いずれも1970年代前半に原告(患者側)が勝訴した
背景・因果
新潟水俣病・四日市ぜんそく・イタイイタイ病・水俣病の四大公害訴訟は、1971〜73年にいずれも原告勝訴となり、企業の責任が明確に認められた。公害行政の強化(環境庁)を後押しした。
覚えるポイント
「経済成長優先から生命・環境重視へ」という価値転換の画期。各公害の地域と原因物質の対応表も定番。
選択肢別の検討
① ✅ 正解「いずれも1970年代前半に原告(患者側)が勝訴した」
四大公害訴訟では新潟水俣病・四日市ぜんそく・イタイイタイ病・熊本水俣病のすべてで1971〜73年に患者側が勝訴した。企業責任が司法で認定された。
② ❌ 誤答「すべて企業側が勝訴した」
企業側ではなく被害患者側が全訴訟で勝訴した。企業の過失・因果関係が認められ、公害対策強化を促した。
③ ❌ 誤答「裁判は現在も第一審が続いている」
四訴訟はいずれも1970年代前半に判決が出ており、現在も第一審が続いているのではない。
④ ❌ 誤答「訴訟は取り下げられ判決は出なかった」
訴訟は取り下げられず、患者側勝訴の判決が出た。判決は被害救済と公害法制の発展に大きな影響を与えた。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 因果の向きを確認:時期が近いだけで結び付けず、「原因→政策・行動→結果」の順に置き、主体と目的がつながるかを確かめる。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。