JT3-D59歴史総合・日本史探究 対策問題

日本史探究D 近現代の地域・日本と世界(4) 現代の日本の課題の探究

四大公害病と発生地域の組合せとして正しいものはどれか。

解答・解説を見る

正解: 1

正解

水俣病・熊本県

背景・因果

四大公害病は、水俣病(熊本県・有機水銀)、新潟水俣病(新潟県・有機水銀)、イタイイタイ病(富山県・カドミウム)、四日市ぜんそく(三重県・亜硫酸ガス)である。いずれも裁判で患者側が勝訴し、公害対策基本法(1967年)や環境庁設置(1971年)につながった。

覚えるポイント

「病名・県名・原因物質」の3点対応の入れ替えが定番の引っかけ。地図上で発生地を選ばせる図版問題も頻出なので、位置関係(熊本・新潟・富山・三重)まで確認。

選択肢別の検討

① ✅ 正解「水俣病・熊本県」
水俣病は熊本県水俣湾周辺で、工場排水に含まれた有機水銀が魚介類へ蓄積して起きた。病名・県・原因物質を対応させると熊本県が一致する。

② ❌ 誤答「イタイイタイ病・三重県」
イタイイタイ病の発生地域は富山県の神通川流域で、原因は鉱山排水由来のカドミウムだった。三重県ではない。

③ ❌ 誤答「四日市ぜんそく・富山県」
四日市ぜんそくは三重県四日市市の石油化学コンビナートから出た亜硫酸ガスなどで発生した。富山県の公害病はイタイイタイ病である。

④ ❌ 誤答「新潟水俣病・宮崎県」
新潟水俣病は新潟県の阿賀野川流域で有機水銀により発生した。宮崎県ではなく、熊本の水俣病とは別地域の同種公害である。

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 文を分解して判定:組合せを一度に選ばず、人物と政策、地域と制度などを一組ずつ○×判定する。確実に誤る一組を含む選択肢から消す。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

関連問題

JT3-D58JT3-D60