JT3-D50|歴史総合・日本史探究 対策問題
2011年3月11日に発生した東日本大震災に関連する説明として正しいものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正解
巨大津波により福島第一原子力発電所で深刻な事故が起こった
背景・因果
2011年3月11日、三陸沖を震源とするM9.0の東日本大震災が発生し、巨大津波により死者・行方不明者は約2万人に及んだ。津波で全電源を失った福島第一原子力発電所では炉心溶融という深刻な事故が起こり、多くの住民が避難を強いられ、日本のエネルギー政策は根本から見直された。
覚えるポイント
「阪神・淡路(1995年・直下型)」と「東日本(2011年・海溝型+津波+原発事故)」の性格の違いを対比させる問題が出る。災害と社会の関わりは歴史総合の現代的課題の定番テーマ。
選択肢別の検討
① ❌ 誤答「震災を機に全国の原発が即日すべて廃止された」
震災後に全国の原発は順次停止・点検されたが、法律で即日すべて廃止されたわけではなく、後に再稼働した原発もある。エネルギー政策の見直しが続いた。
② ✅ 正解「巨大津波により福島第一原子力発電所で深刻な事故が起こった」
2011年3月11日の海溝型巨大地震で大津波が東北沿岸を襲い、福島第一原子力発電所は全電源喪失から炉心溶融に至った。災害と深刻な原発事故が複合した。
③ ❌ 誤答「被害は内陸の直下型地震によるもので津波はなかった」
東日本大震災は三陸沖を震源とする海溝型地震で、巨大津波が甚大な被害をもたらした。内陸直下型で津波がなかった阪神・淡路大震災とは性格が異なる。
④ ❌ 誤答「原子力発電所への影響はまったくなかった」
福島第一原発では津波により冷却機能が失われ、放射性物質の放出と住民避難を伴う重大事故が起きた。原子力施設への影響がなかったとはいえない。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。