KZ-R6TB-05|歴史総合・日本史探究 対策問題
錦絵に描かれた1868年11月の天皇の行列(中央は鳳輦)は何を描いたものか。

解答・解説を見る
正解: 3
正解
明治天皇の東京行幸
背景・因果
1868年、明治天皇は東京へ行幸し、翌年の再幸を経て事実上の首都機能が東京へ移った(東京奠都)。鳳輦(天皇の乗り物)を中心とする行列は、天皇を人々に見せる新しい統治の演出でもあった。
覚えるポイント
鳳輦=天皇の乗り物という知識と、1868年11月という制作時期の組合せで東京行幸と特定。錦絵の速報性も読みどころ。
選択肢別の検討
① ❌ 誤答「将軍の上洛」
将軍の上洛なら行列の中心は将軍であり、天皇専用の鳳輦とは一致しない。1868年には江戸幕府もすでに滅亡している。
② ❌ 誤答「岩倉使節団の出発」
岩倉使節団の出発は1871年で、岩倉具視らが欧米へ向かった出来事である。1868年の天皇の行列と年代・目的・人物がすべて異なる。
③ ✅ 正解「明治天皇の東京行幸」
1868年11月という年代と、中央の天皇の乗り物である鳳輦から、明治天皇の東京行幸を描いた錦絵と分かる。この行幸は東京へ政治の中心が移る過程を人々に示した。
④ ❌ 誤答「朝鮮通信使の江戸参府」
朝鮮通信使は江戸時代に朝鮮王朝から来日した使節で、中央に天皇の鳳輦を置く1868年の行列ではない。服装や旗印も異なる。
共通テスト攻略
- 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
- 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。