KZ-R6TB-04歴史総合・日本史探究 対策問題

共通テスト図版チャレンジ

図には「山方(山間部)で刈った草を田に入れて育てる」と注記がある。この農法を何というか。

KZ-R6TB-04の問題図版
解答・解説を見る

正解: 4

正解

刈敷

背景・因果

山野の草を刈って田に敷き込む刈敷は、草木灰と並ぶ中近世の自給肥料である。山野は肥料・燃料・飼料の供給源で、村にとって死活的な入会地だった。購入肥料(金肥)の干鰯との対比で覚える。

覚えるポイント

図中の注記「山方刈草して田を育てる」がそのまま答え(刈敷)。注記・キャプションは最強のヒントなので必ず先に読む。

選択肢別の検討

① ❌ 誤答「干鰯」
干鰯はイワシを乾燥させた購入肥料で、近世に商品として流通した。山で刈った草を田へ入れる自給肥料は刈敷である。

② ❌ 誤答「囲米」
囲米は飢饉や災害に備えて米を貯蔵する制度・備蓄米を指す。田を育てるため草を入れる農法ではない。

③ ❌ 誤答「楽市」
楽市は戦国大名などが市場税や座の特権を廃して商業を促す政策である。図の施肥方法とは分野も内容も異なる。

④ ✅ 正解「刈敷」
図注のように山野で刈った草を田へ敷き、肥料にする方法を刈敷という。図中の「刈った草」という語が名称と用途を直接示す。

共通テスト攻略

  • 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
  • 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

関連問題

KZ-R6TB-03KZ-R6TB-05