KZ-R8T-02|歴史総合・日本史探究 対策問題
この図の題には「文政十三」(1830年)とある。この年に起こった、数百万人規模ともいわれる集団的な伊勢参詣を何と呼ぶか。

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正解: 2
正解
おかげ参り
背景・因果
約60年周期で爆発的に起こった集団参詣をおかげ参りといい、**1830年(文政13年)**のものは特に大規模だった。奉公人が主人に無断で参加する「抜け参り」も見られ、民衆のエネルギーを示す現象として問われる。
覚えるポイント
図の題の「文政十三」=1830年が決定的ヒント。おかげ参りは約60年周期(1705・1771・1830年)で爆発的に起こった。
選択肢別の検討
① ❌ 誤答「巡見」
巡見は幕府や藩が役人を各地へ派遣し、政治や民情を視察させることである。民衆による伊勢参詣はおかげ参りと呼ばれる。
② ✅ 正解「おかげ参り」
図題の文政13年は1830年で、この年に数百万人規模へ膨らんだ集団的な伊勢参詣をおかげ参りという。奉公人などが無断で参加する抜け参りも見られた。
③ ❌ 誤答「御成」
御成は将軍など身分の高い人物が寺社や大名屋敷へ出向くことを指す。数百万人の民衆が伊勢へ向かった1830年の現象名ではない。
④ ❌ 誤答「湯治」
湯治は病気や疲労の回復を目的に温泉へ滞在することである。伊勢神宮への周期的な大集団参詣とは目的も行き先も異なる。
共通テスト攻略
- 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
- 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。