JT3-D60歴史総合・日本史探究 対策問題

日本史探究D 近現代の地域・日本と世界(4) 現代の日本の課題の探究

1985年に制定された男女雇用機会均等法の内容として正しいものはどれか。

解答・解説を見る

正解: 1

正解

募集・採用・昇進などでの女性差別の解消を事業主に求めた

背景・因果

国連の女子差別撤廃条約の批准に向けて1985年に制定された男女雇用機会均等法は、募集・採用・配置・昇進における女性差別の解消を事業主の努力義務(1997年改正で禁止規定)とした。女性の職場進出が進む一方、非正規雇用の増加など新たな課題も生まれた。

覚えるポイント

「女性参政権(1945年)」「均等法(1985年)」「男女共同参画社会基本法(1999年)」の段階の区別が頻出。女子差別撤廃条約批准(1985年)とセットで覚える。

選択肢別の検討

① ✅ 正解「募集・採用・昇進などでの女性差別の解消を事業主に求めた」
1985年の男女雇用機会均等法は、募集・採用・配置・昇進などで女性を差別しないよう事業主へ求めた。当初は一部が努力義務だったが、後の改正で禁止規定が強化された。

② ❌ 誤答「女性の深夜労働を全面的に禁止した」
女性の深夜労働に関する保護・規制は労働基準法の領域で、均等法が全面禁止を新設したのではない。均等法は雇用機会上の性差別解消を目的とした。

③ ❌ 誤答「女性の政治参加を初めて認めた」
女性の選挙権・被選挙権は1945年の衆議院議員選挙法改正で認められ、1946年総選挙で行使された。1985年の均等法より40年前である。

④ ❌ 誤答「男女同一賃金を罰則付きで義務化した」
賃金について女性であることを理由とする差別を禁じたのは1947年の労働基準法第4条である。均等法の中心は募集・採用・配置・昇進などの機会均等だった。

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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