JT3-D61歴史総合・日本史探究 対策問題

日本史探究D 近現代の地域・日本と世界(4) 現代の日本の課題の探究

日本の人口構造の変化について述べた文として最も適切なものはどれか。

解答・解説を見る

正解: 4

正解

少子高齢化が進み、2008年ごろをピークに総人口は減少に転じた

背景・因果

日本の総人口は2008年ごろの約1億2800万人をピークに減少局面へ入った。合計特殊出生率は第1次ベビーブーム(1947〜49年)の4を超える水準から低下を続け、少子高齢化は社会保障・地域社会・労働力のあり方を問う最大の現代的課題となっている。

覚えるポイント

人口ピラミッドの形の変化(富士山型→つぼ型)を読み取らせる図表問題が定番。「第1次・第2次ベビーブーム」の時期(1947〜49年、1971〜74年)は年代の基準点になる。

選択肢別の検討

① ❌ 誤答「戦後一貫して出生率は上昇し続けている」
戦後の出生率は第1次・第2次ベビーブームなど一時的な上昇を挟みつつ、長期的には低下した。一貫して上がり続けたのではない。

② ❌ 誤答「総人口は現在も毎年急増している」
総人口は2008年ごろをピークに減少局面へ入り、現在まで毎年急増する状況ではない。少子化により自然減が続いている。

③ ❌ 誤答「高齢化率は世界で最も低い水準にある」
日本の高齢化率は低いのではなく世界でも高い水準にある。高齢人口の比率上昇が社会保障制度の大きな課題となっている。

④ ✅ 正解「少子高齢化が進み、2008年ごろをピークに総人口は減少に転じた」
日本では出生数の減少と平均寿命の伸長で少子高齢化が進み、総人口は2008年ごろを頂点に減少へ転じた。労働力や社会保障、地域維持に影響する人口構造の変化である。

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 比較軸をそろえる:二つの時代・地域を、政治の担い手、土地・税制、対外関係、社会への影響など同じ軸で比べ、共通点と相違点を混同しない。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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