KZ-R7T-12歴史総合・日本史探究 対策問題

共通テスト図版チャレンジ令和7年度 追・再試験

表は1878年・1889年・1920年の人口上位10都市を示す。横浜や神戸が上位に現れる理由として最も適切なものはどれか。

KZ-R7T-12の問題図版
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正解: 2

正解

開港場として貿易とともに急成長したから

背景・因果

横浜・神戸は幕末の開港場から出発し、貿易・海運の拠点として急成長した。一方で金沢など旧城下町の順位は下がっており、都市の性格の交代が表から読み取れる。

覚えるポイント

表は3時点の順位の「入れ替わり」に注目。新しく入る都市(横浜・神戸=開港場)と消える都市(旧城下町)の性格を対比する。

選択肢別の検討

① ❌ 誤答「炭鉱都市として発展したから」
横浜・神戸の周辺に炭鉱を中核とする都市発展は見られない。炭鉱都市ではなく、国際貿易港として成長した。

② ✅ 正解「開港場として貿易とともに急成長したから」
横浜と神戸は幕末に開港場となり、外国貿易・海運を基盤に人口を増やした。人口順位表に新しく上位へ現れる変化は近代の港湾都市の成長を示す。

③ ❌ 誤答「江戸時代からの城下町として栄えていたから」
横浜は江戸時代には大規模な城下町ではなく、神戸も人口表での成長の主因は開港後の貿易である。旧城下町なら金沢などと同じ性格になるが、両港には当てはまらない。

④ ❌ 誤答「門前町として参詣客を集めたから」
門前町は寺社への参詣を中心に発達した都市だが、横浜・神戸の近代的人口増加を説明するのは開港と貿易である。表の時期は開港後に当たる。

共通テスト攻略

  • 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
  • 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
  • 因果の向きを確認:時期が近いだけで結び付けず、「原因→政策・行動→結果」の順に置き、主体と目的がつながるかを確かめる。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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