KZ-R7T-05|歴史総合・日本史探究 対策問題
表では対日戦勝記念日がアメリカ=9月2日、ソ連=9月3日とされている。日本で「終戦の日」とされる8月15日と異なる理由として最も適切なものはどれか。

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正解: 4
正解
9月2日に降伏文書の調印が行われ、国際的にはこの日が戦争終結とされたから
背景・因果
8月15日は玉音放送によりポツダム宣言受諾が国民に伝えられた日、9月2日は東京湾の米艦ミズーリ号上で降伏文書に調印した日である。「いつ戦争が終わったか」が立場により異なる、記念日の政治性を考えさせる表。
覚えるポイント
8月15日=玉音放送(国内の区切り)、9月2日=降伏文書調印(国際的な終戦)。「終戦の日付が国によって違う」こと自体が学びどころ。
選択肢別の検討
① ❌ 誤答「8月15日にはまだ戦闘が拡大していたから」
8月15日以後も一部で混乱はあったが、記念日の違いを説明する核心は戦闘拡大ではなく、玉音放送と正式調印の日付差である。
② ❌ 誤答「各国がくじ引きで記念日を決めたから」
記念日は無作為なくじ引きではなく、降伏受諾・調印・時差など各国が重視する歴史的日付に基づく。
③ ❌ 誤答「日本だけが戦争に参加していなかったから」
日本も第二次世界大戦の交戦国であり敗戦国である。参加していないから日付が違うのではない。
④ ✅ 正解「9月2日に降伏文書の調印が行われ、国際的にはこの日が戦争終結とされたから」
日本の8月15日は降伏受諾を伝える玉音放送の日だが、正式な降伏文書は9月2日に調印された。アメリカなどが調印日を対日戦勝記念日とする理由である。
共通テスト攻略
- 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
- 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
- 因果の向きを確認:時期が近いだけで結び付けず、「原因→政策・行動→結果」の順に置き、主体と目的がつながるかを確かめる。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。